京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
大念寺(山崎散策8)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/c0/7e4622af7d6e90bb1fcf1f1c5170eebd.jpg)
写真は、本堂と鐘楼
大念寺(だいねんじ)は大山崎町にある浄土宗の寺院です。
アクセス
最寄り駅はJR山崎駅です。
駅を出て左へ進みます。
やがて左手のJRの踏切に差し掛かるので、これを渡ります。
正面の坂を登っていくと、正面にお寺の長い石段が視界に飛び込んできます。
これが大念寺です。
拝観
長い石段を登り山門をくぐると、正面に本堂、右手に庫裏、左手に鐘楼があります。
通常はここまでですが、電話で予約しておくと、重文の阿弥陀如来立像が拝観できます。
拝観は志納です。
庫裏から中に入り、書院を経て廊下を左に曲がり本堂に入ります。
お寺に自体は室町時代後期の創建ですが、幕末の禁門の変の際に長州藩が山崎に陣を張ったために全焼しています。
後に廃寺となった西観音寺の閻魔堂を移築して、現在の本堂となったそうです。
本堂内陣にお祀りされている阿弥陀如来坐像だけは当時の住職が持って逃げたので焼失を免れています。
その後書院へ案内されます。
ここに重文の木造阿弥陀如来立像があります。
これは真如堂の御本尊である慈覚大師作の阿弥陀如来立像を写したもので、左手の結印が特徴的なのだそうです。
書院には比較のため、真如堂の阿弥陀如来立像の写真もありました。
御住職は一見愛想がなさそうですが、非常に熱心に説明をしてくださいます。
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2013 10/5の拝観報告6(大念寺)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d7/491d3f32a30eb20eef4137b97ed114db.jpg)
写真は、表門
離宮八幡宮からまたまたJRの踏切を渡り、アノ坂を登ります。
アノ坂の正面に長い石段とその最上段にある山門は非常に目立ちます。
あのお寺こそが、大念寺です。
13:00過ぎに到着しました。
ここは予約しておくと、重文の阿弥陀如来立像にお参り出来ます。
ということで、この日”4つ目の予約拝観”です。
詳細は今後の本編に掲載します。
ご住職は一見無愛想そうですが、それは一生懸命に由緒や仏像についてお話してくださいます。
僕も勉強不足で知らなかったのですが、御本尊の阿弥陀如来像ではなく、書院にある木造阿弥陀如来立像が重文なんですね(笑)。
非常に熱心に説明して頂き、本当に有り難かったのですが、時間が13:40に・・・。
次の予定が14:00・・・。
誠に失礼なお話ですが、次がある旨を説明して、失礼させて頂きました。
こういう明らかな拝観寺院でないお寺は、
・由緒書きだけ渡されて、完全に放置されるケース
と
・御住職が非常に熱心に説明してくださるケース
に分かれます。
しかしそのどちらかはマイナーゆえにweb上でも十分な情報がないので、時間が読めないです。
というか、本来はゆっくり行くものなんでしょうけどね・・・。
ご住職様、大変失礼致しました。
そして再度坂を下り、車に乗って大山崎を出て、次の場所へと向かいました。
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霊山正法寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/50/cf942722eaf2579bec0c76bf4471399b.jpg)
写真は、本堂
霊山護国神社のさらに上にある時宗の寺院です。
アクセス
東大路通から高台寺南門通に入り、維新の道を登ります。
登り切った突き当りの左手に霊山護国神社があります。
これを道なりに右へ進みます。
すると正面に石の鳥居があり、これをくぐってすぐ左手に階段があるのでこれを登ります。
そこには“正法寺”の案内もあります。
この階段を登ると見える表門が正法寺です。
平安時代初期に最澄が建立しました。
南北朝時代に国阿により時宗道場として再興しました。
江戸時代には、山上に多くの伽藍や14もの塔頭が建ち並ぶ大寺院でした。
明治維新の神仏分離令後の廃仏毀釈、上知により境内の大部分を接収され衰微したそうです。
拝観
表門を入り階段を登り切ると、正面に本堂、右手に書院、左手に国阿上人塔が、本堂の奥には鏡水があります。
通常本堂は閉まっています。
本堂の前から背後を振り返ると、京都市内が一望できます。
予約すれば本堂内を拝観出来るようですが、たまたま開いていた時がありました。
本堂の正面に本尊の釈迦如来像が、左手奥に釈迦涅槃像と毘沙門天像、右手奥から手前にかけて国阿上人坐像、聖徳太子像、阿弥陀如来坐像、群肘天女のお厨子、雨宝童子像、三面大黒天と地蔵菩薩像がお祀りしてありました。
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2013 10/5の拝観報告5(離宮八幡宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5c/efa222658e80ebccddc1400a5fe6764f.jpg)
写真は、道真の腰掛石
食事が12:45頃に終わったので、お店を出ます。
というか、正確には”終わらせた”というべきでしょうか。
次の予定は13:00~の予約だったので、「もし離宮八幡宮に行くのなら、食事後から13:00までしかない」と事前に告知しておきました。
食事の前に6名でお店に入ってもらい、僕とmasaさまが駐車場から戻る前に注文もして貰っていました。
2種類から選ぶパスタは、別々のものを頼み、「僕はmasaさまが選らばなかった方」としておきました。
でないと「全員そろってから注文」なんかしていては、時間がかかりすぎるからです。
そのぐらいアマデウス会のツアーは盛りだくさんで組んであるので、のんびりペースの方は”引きずられる”ようにまわらされるのかもしれません(笑)。
しかし本会は「拝観最優先」ですので、参加される方はそのあたり”事前に覚悟”しておいてください。
なんとかできた15分で離宮八幡宮に行きます。
ここも詳細は既に掲載済みの本編で。
そもそもそんなに大きくないですし、前回が晴天でしたので今回は写真撮影に精を出しました。
それ程大きくはないので、15分程度で次へ向かいました。
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京大和2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/40/34cf7e0626faab71846b7161e36d3996.jpg)
写真は、紅葉の翠紅館の庭園
苔のきれいな庭園を通って階段を登ります。
階段を登り切った正面に“離れ”の玄関があり、この2階には大広間があります。
この離れの玄関の左手に先ほどの“送陽亭”があります。
4畳半と3畳の2間からなる数寄屋建築の庵で、ここに集まったといわれている桂小五郎、武市半平太、久坂玄端、井上馨、真木泉守らの写真が室内に飾ってあります。
また障子から外をみると、開かれた障子の間に八坂の塔がぴったりと納まるように設計されています。
玄関の右手の進むと翠紅館の庭園に出ます。
本来は翠紅館の縁から出るのでしょう。
まず正面に“透月の池”があり、周囲は苔と木立が茂ります。
どちらかというと露地庭園のような印象です。
そしてこの池に迫り出すように“紅葉の間”があります。
廣誠院のように池に迫り出した高い書院から庭園を見下ろす感じです。
さらに両側が苔の砂利道を進み奥に進み木戸をくぐると、翠紅庵の露地庭園と外腰掛があります。
園遊会は10:30から受付で、食事は11:30か13:30からのどちらかで予約しておきます。
12:30~14:30まで庭園の藤棚の下で野点があり、12:00頃からは芸舞妓さんがおられます。
そして13:00から別館で芸舞妓さんによる京舞がありました。
これらで1人10,000円でした。
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タガミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9a/471485770794e301878db2714b6039f8.jpg)
写真は、この日のパスタ
大山崎町にあるイタリアンやフレンチのレストランです。
場所はJR山崎駅を降りてまっすぐに進みます。
すぐに西国街道に突き当たります。
右手には離宮八幡宮があり、ここを左に曲がります。
左に曲がってすぐの左手にタガミがあります。
ランチやディナーもありますが、拝観の途中ならランチだと思うのでランチについて述べます。
お店は4人掛けが8席ぐらいでそれ程大きくはないです。
中は非常にきれいです。
メニューは平日なら」1390円と1980円、土日なら1490円と2350円のランチです(平日の1390円と土日の1490円は同じもの)。
土日の1490円のコースは、
・前菜
・パスタ(その日の2種類から1つを選択)
・デザート盛り合わせ
・コーヒーor紅茶
です。
2350円ならさらにメインディッシュが付くようです。
前菜はサラダですが、フレンチ的な感じ。
パスタも申し分なくおいしいです。
デザートもフレンチに出てくる小さなアイスにケーキ、ゼリーなどちょっとずついろいろな感じです。
コストパフォーマンスが高いと思います。
ですから土日は予約なしでは入れないと思った方がいいでしょう。
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京大和1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/eb/b18d1f4d6aa5a614b6e111595b4ac3f9.jpg)
写真は、藤棚と玄関までの前庭
京大和(きょうやまと)は、翠紅館という幕末に志士が密談をした屋敷の跡地にある料亭です。
アクセス
場所は東山。
高台寺の前の”ねねの道”を南下します。
ねねの道が終わると左手に坂があります。
これが”維新の道”で、この坂の上に“霊山護国神社”や“霊山歴史資料館”などがあります。
そしてこの維新の道を少し登った右手にある立派な表門が“京大和”です。
通常は料亭で、お昼は10,000円~、夜は25,000円~です。
また四季折々にイベントが企画され、今回はGWの園遊会での模様を元にした掲載です。
表門を入ると緩やかな登り坂の砂利道が続きます。
左手の崖の上には“送陽亭”があります(後述)。
そして右手には別館があり、園遊会ではこの別館で芸舞妓さんによる京舞が披露されます。
やがて左手前方に苔のきれいな庭園、そしてこの庭園を通じて道が1本。
正面には藤棚、この藤棚を越えて道がもう1本。
そして右手に展望台があります。
この展望台は正面に八坂の塔こと法観寺の五重塔がそびえる見事な景色です。
次に藤棚を越えて道を進みます。
先は砂利道の階段になっています。
登り切った上が翠紅館の玄関です。
またこの階段の右手にはもう1つ展望台があります。
こちらも頭上は藤棚で、先の展望台よりも見渡せる景色の角度が大きいです。
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2013 10/5の拝観報告4(サントリー山崎 ウィスキー工場)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b0/6ee21b2e34f1b384b444c5257f48ebf7.jpg)
写真は、蒸留の窯
宝積寺を後にして、一旦山を下ります。
JRの踏切を再度渡り、脇のコインパーキングで全員車に乗ります。
車で向かったのは、11:00から予約しているサントリー山崎 ウィスキー工場です。
今回”2つ目の予約”です。
ここは2年前、京都検定3級と2級の受験が終わった翌週に「頑張ったご褒美」として来たのを覚えています。
今回は総勢8名。
先日webでみた「行ってよかった無料観光スポット 2013」の”第8位”でしたね。
見学の詳細は既に掲載している本編で。
確かにテンポが良くて面白いです・・・だから早目に予約しないとキビシイです。
今回予約したのも8/2ですからね。
試飲が出来るのも人気の1つかと思います。
しかしアマデウス会の皆さま、毎回の総会でも思うのですが・・・飲む方が少ない!
いやそういう僕も下戸なのでいいのですが、傍から見れば”下戸のなのにウィスキー工場見学かよ”って思われているのかもしれませんね(笑)。
見学は11:50頃に終了したので、再度車で戻ります。
JR山崎駅前に同乗者を降ろし、運転手の僕とmasaさまは駐車場へ。
残りの6名はそのまま昼食へ。
ここの昼食が本日”3つ目の予約”です。
食事の詳細は明日掲載します。
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仲源寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/f9/71932be6aa19e5cc49a3e0e5d3fbb88c.jpg)
写真は、門前
“目やみ地蔵”として眼病平癒で有名です。
アクセス
場所は祇園の四条通沿いです。
南座から八坂神社方面に歩きます。
最初の大和大路通の交差点を過ぎた先の右手に仲源寺があります。
拝観
門を入った正面の奥が本堂です。
本尊は地蔵菩薩です。
参道途中の右側にある観音堂には重文の千手観音菩薩像があります。
この観音菩薩像は、洛陽三十三所観音霊場第十六番札所です。
また本堂の前右手には大黒天像などもあります。
本尊の地蔵菩薩は元々、度々氾濫する鴨川に困り洪水の際に雨を止ませる祈願をしたため“雨止み地蔵”と云ったそうです。
それがいつの日か“雨止み”が“目やみ”になったそうです。
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2013 10/5の拝観報告3(宝積寺)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/6f/2712c06866b4ca7ad6d8aa95fd1af774.jpg)
写真は、閻魔堂内陣。
妙喜庵を後にしてJRの踏切を渡り、天王山の麓を登っていきます。
途中に聴竹居やアサヒビール山荘庭園美術館もありますが、今回はスルーです。
坂を登り切ったところにあるのが、宝積寺です。
拝観の詳細は掲載済みの本編で。
400円で閻魔堂、本堂と小槌宮の内部を拝観できます。
説明などは一切ない、放置のパターンです(笑)。
由緒書きを頂けるので、これはこれで気が楽です。
小槌宮の大黒さんですが、まさに”笑ゥせぇるすまん”の喪黒福造にそっくりですね(笑)。
ここの拝観が終わった時点で9:55ぐらいでした。
そしてここからです。
この日の10:00から12/1の「そうだ 京都、行こう」の申し込み開始日でした。
そこで「みんなで電話」です(笑)。
お目当ての建仁寺の霊源院のプランは定員が25名と”極小数”。
われわれはなんとか4名+2名分を確保し、4名分がキャンセル待ちになりました。
確保したうちの1つは、僕のが繋がりました。
あれって20分ぐらいは平気で繋がらないので、繋がった時は”ビックっ”としてしまいます(笑)。
今まで電話予約はおまかせで、同行だけされていた方には、「この苦労」を知って頂けたのではないでしょうか(笑)。
しかし10月の拝観の途中に12月の電話予約・・・。
忙しいお話しですね。
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安養寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d0/78701bfd2808f975577afdcb0cba790a.jpg)
写真は、門前
法然上人が教えを説かれた草庵の1つ吉水草庵(よしみずそうあん)の跡地として有名です。
アクセス
場所は円山公園の奥です。
円山公園の枝垂桜の古木から南に進み、、大谷祖廟の手前で左折します。
坂を登り突き当りが“長楽寺”ですが、ここを左折してひたすら道を登ります。
やがて吉水弁財天堂の前に到着し、さらに登ると安養寺の山門前に到着します。
平安時代初期に桓武天皇の勅命により、最澄が創建しました。
後に法然がこの地に移り住み、修行を重ねていました。
親鸞は法然を訪ねてこの地まで来ていたそうです。
拝観
拝観は無料です。
石段を登り切ると正面に本堂があります。
本堂内に入ってお参りが出来ます。
内陣中央には本尊の阿弥陀立像と脇侍の観音・勢至菩薩像が、右手には法然上人像、左手には親鸞聖人像、左脇には慈鎮和尚像がお祀りされています。
また外陣の上には吉水草庵の扁額があります。
本堂の右手奥に書院や聖天堂もありますが、外観のみです。
書院には常盤ホテル(今のホテルオークラ)にあった、ニコライ二世が宿泊した和室が移築されているそうです。
最後にこの門に向かって左手に進むと、昼間は通路が開いており、知恩院の大鐘楼の前に出ます。
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2013 10/5の拝観報告2(妙喜庵 待庵)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/64/c59a9e9f8ca822108879af15a59a67c9.jpg)
写真は、書院前庭
次はお待ちかね、妙喜庵 待庵です。
この日”1つ目の予約拝観”です。
実はこの日は曇り。
朝から少し小雨がちらついたりもしましたが、結果的に拝観を始めてからは降りませんでした。
しかし今回はそこが大事でした。
この待庵を申し込むと、時間は先方の指定になります。
そして先に申し込みをされている方がなければ、大抵は”9:00~”です。
一方この待庵の庭園は、南南東向きです。
この2つから言えるのは、
「天気がいいと、逆光」
なんです。
前回がそうでした。
しかし今回は期待通りの曇天!
なかなかきれいな写真が撮れました(笑)。
拝観の詳細は、既に本編に掲載しているので割愛します。
皆さん初めてで、かつ利休が作成した唯一現存する国宝のお茶室見学でしたので、ややテンションが高めだったように見えました(笑)。
じっくりと待庵の内部と前庭を見て、次へと参りました。
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寂光寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/68/0d60a63dd994fbac94ee86f47e3ce006.jpg)
写真は、本堂と鐘楼
囲碁のタイトルに“本因坊(ほんいんぼう)”というのがあります。
その言葉の由来の寺院です。
アクセス
東大路通りの二条通と三条通の間に東山仁王門の交差点があります。
東大路通の西側から仁王門通は細くなっています。
この東山仁王門を西側に入ってすぐの左手に、寂光寺の表門があります。
元々、本因坊とは寂光寺の塔頭の1つでそこに室町後期、算砂上人という住職がおられました。
その住職は囲碁が非常に強く、信長、秀吉、家康に大層気入られ、囲碁の名家“本因坊”となりました。
表門を入ると真っ直ぐに石畳の参道が続き、右手前に本因坊の石碑、右手に本堂、右手奥に寺務所玄関、正面に本因坊の墓所があります。
本因坊の墓所は扉を開けてお参りできます。
寺務所の玄関に入り、拝観したい旨を伝えると中に案内されます。
御住職が非常に感じのいい方です。
拝観料は無料です。
まずは書院の座敷です。
ここは23歳で囲碁の五冠を達成された井山裕太さんが本因坊戦の第1戦をされた場所で、碁盤と当時の写真もおいてあります。
本堂手前の部屋には、算砂上人の肖像や愛用だった碁盤と碁石が展示されています。
またその後ろには、戦前までの本因坊代々の表札。
そしてそれに続き戦後の本因坊のタイトルホルダーの表札が並んでいます。
囲碁に詳しい方が見れば、錚々たる顔ぶれのようです。
最後に本堂です。
お参りをした後、小さな本因坊家の歴史の説明パネルがあるので、それを見ながら御住職が丁寧に説明してくださいます。
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2013 10/5の拝観報告1(山崎聖天)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9d/87240bd018533abb1fc568647538f77c.jpg)
写真は、一ノ鳥居
この日は、アマデウス会ツアーです。
その名も「山崎散策 第1弾」です。
今回は食事も含めて計10か所を訪問していますが、
そのうち”7か所が予約もの”という、メンドクサイ手続き代行のようなプランです(笑)。
参加者は、あんとんさま、Taniさま、serimamaさま、masaさま、かんじろうさま、松戸在住さま、ミッキーさまと僕の8名です。
JR山崎駅に8:15集合。
僕とmasaさまは車です。
車2台に分乗して、最初に向かったのが山崎聖天こと観音寺です。
ここは予約不要です。
しかも拝観料が不要ですので、9:00より前に行くことが出来ます。
山崎駅から徒歩でも行けますが微妙に遠いので、車があるとウレシイかんじです(笑)。
詳細は既に本編に掲載しているので割愛します。
ほとんどの方が初めてだったようです。
アノ階段から仁王門。
そして聖天堂など。
次が9:00と比較的時間があったので、ここはゆっくりできました。
そして再度車でJR山崎駅まで戻り、皆さんを降ろして僕とmasaさまはコインパーキングへ。
9:00にJR山崎駅前・・・次がどこかはバレバレですが、それは明日です(笑)。
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2013 11月の特別拝観
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f4/e346596776a0528a50cf8896c10accd2.jpg)
写真は、2012/11/23の通天橋からの紅葉
11月の特別拝観です。
といっても、例年のように「秋の特別拝観(総集編)」から、cut outしただけです(笑)。
”未確認”とあるものは今後発表され次第掲載します(先に見つけられたら教えてください(笑))。
新たなものも、見つけ次第追加します。
広報していないものも入っているので、数ある特別拝観サイトのなかで、恐らく1番洩れが少ないと思います。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。
洛中
C-3 北野天満宮 御土居 11/2~12/8
D-2 大将軍八神社 方徳殿 11/1~11/5
E-2 浄福寺 11/1~11/10
C-3 宝鏡寺 11/1~11/30
E-3 慈受院 11/1~11/10
二条城
・老中の間 障壁画~ 10/3~12/1
・D-2 二条城建物めぐり 11/4、11/5、11/15、11/16 10:00、13:30 要予約
・D-2 二条城庭園めぐり 11/11、11/12 9:30、13:00 当日 先着30名
C-2 相国寺 法堂、開山堂庭園 9/25~12/15(拝観休止 10/8、10/9、10/18~10/21)
E-3 慈照院 11/28 要予約 第11回 西村惠信所長と行く禅と文化の旅(承天閣美術館および銀閣寺と下鴨福助での昼食付き) 14,000円
E-3 冷泉家 11/1~11/4
C-3 京都御所 一般公開 10/31~11/4
C-3 有栖川宮旧邸 10/31~11/4 10:30~16:00
A-1 京都府庁旧館 10/20~11/4
C-2 清浄華院 11/1~11/8
A-2 廬山寺 元三大師堂 11/1~11/10
C-3 山紫水明処の庭 9/1~12月中旬 要予約
A-1 誓願寺 寺宝展 11/16~11/24
B-3 杉本家住宅 12/7
D-3 真如院 11/1~11/4
E-3 西念寺 11/1~11/10
C-2 西本願寺 書院・飛雲閣 11/22、11/23(秋の法要期間)
C-3 角屋もてなしの文化美術館 9/15~12/15
洛東
B-2 吉田神社 大元宮 11/1
C-2 銀閣寺 東求堂、弄清亭 10/5~12/1
C-2 法然院 11/1~11/7
B-3 安楽寺 11/2、11/3、11/9、11/10、11/16~12/8
C-3 霊鑑寺 2013秋は公開なし
金戒光明寺
・C-2 御影堂、大方丈、紫雲の庭 11/1~12/8
・E-3 山門 11/1~12/8
C-3 流響院 11/6(水)、11/7(木)、11/10(日) 要予約(抽選)
A-2 永観堂 11/8~12/5
D-3 南禅寺 南陽院 11/23 10:00~15:00、11/24 10:00~16:00 清水焼瑞光窯 秋の展示会
B-2 知恩院
・三門 11/1~11/10
・御影堂 文化財修理現場公開 11/2、11/3 予約不要
A-1 長楽寺 10/20~11/30
A-1 高台寺 10/25~12/10
A-1 圓徳院 10/25~12/10
C-2 南座 舞台体験 11/8~11/24(休止日:11/14、11/21)
(初) 南座と歌舞伎体験 11/8~11/24(休止日:11/14、11/21)
建仁寺
E-3 西来院 11/23~11/30 デジタルで蘇る 日本の至宝展
E-3 霊源院 11/23~11/30(11/25は拝観休止) 13:00~18:30
C-3 正伝永源院 11/15~11/30
六道珍皇寺 2013秋、2014通年で特別公開なし(東博での特別展「栄西と建仁寺」に寺宝出品のため)
E-2 六波羅蜜寺 十一面観音立像御開帳 11/16PM~11/24
清水寺
・B-3 成就院 11/17~12/8
・阿弥陀堂、奥院 文化財修理現場公開 11/1 要予約
C-3 洛東遺芳館 10/2~11/3
D-2 妙法院 11/1~11/10
東福寺
・B-3 龍吟庵 11/1~12/8
・C-3 天得院 11/15~11/30
・C-3 勝林寺 11/15~12/8
・B-3 三門 11/1~11/10
・D-3 即宗院 11/2~11/4、11/9~12/1 9:00~16:30
・E-3 永明院(ようめいいん) 11/1~11/10
・D-3 一華院 呈茶 11/8~12/1
・D-3 東光寺 呈茶 11月中(11/22、11/23を除く)
・D-3 栗棘庵 呈茶、お弁当 11月から紅葉時
・D-3 盛光院 呈茶 11/8~12/8
泉涌寺
・A-1 雲龍院 11/16~11/24
・C-2 戒光寺 内陣 11/16~12/8
洛西
E-3 櫻谷文庫 10/26~12/15の金土日
B-3 金閣寺 方丈 9/1~11/10
E-2 龍安寺 仏殿 10/5~11/4の土、月 京都定期観光バス
仁和寺
・A-1 霊宝館 10/1~11/24
・観音堂・御影堂 11/1 文化財修理現場公開 要予約
C-2 平岡八幡宮 9/13~12/1(10/6、10/12~10/14は拝観休止)
神護寺
D-3 大師堂 11/1~11/7
妙心寺
・C-3 麟祥院 11/16~12/1
・C-3 大法院 11/1~12/2
・C-2 退蔵院 早朝特別拝観、昼食付特別拝観 11/16~12/8 要予約
・E-3 天球院 11/16~12/1
C-3 平安郷 11/22~11/24
天龍寺
・B-3 宝厳院 9/14~12/8
・C-3 弘源寺 10/12~12/8
A-1 大覚寺 名宝展 10/4~12/9
A-1 直指庵 11/16~12/1
A-1 清凉寺 霊宝館 10/1~11/30
D-3 厭離庵 11/1~12/7
C-3 二尊院 御園亭 11月紅葉時
C-3 苔香居 11/30、12/1 要予約
C-2 善峯寺 寺宝館 文殊堂 11/1~12/1
D-2 光明寺 11/16~12/8
洛北
大徳寺
・C-3 本坊 11/24~12/7
・C-3 黄梅院 10/12~12/8(10/28は拝観休止)
・C-3 総見院 10/12~12/8(10/20、11/3のAM、11/15、12/1のAMは拝観休止)
・C-3 興臨院 10/12~12/15
・D-3 芳春院 11/10~11/30
・C-3 真珠庵 11/1~11/10
上賀茂神社
・E-2 世界文化遺産 賀茂別雷神社を訪れる 中京区文化財観賞会(新宮神社、若宮神社を含む) 10/30 要予約
・C-2 本殿、庁屋 11/1~11/10
D-3 西村家別邸 3/15~12/8
下鴨神社 11/1~11/10
・東西本殿 11/1 文化財修理現場公開 要予約
E-3 旧三井家下鴨別邸 11/1 文化財修理現場公開 要予約
E-3 旧三井家下鴨別邸 11/10 日本庭園学会 関西大会 現地検討会
E-3 石村亭 11/10 日本庭園学会 関西大会 現地検討会
D-2 岩倉実相院 秋期特別展 11/8~12/8
D-3 瑠璃光院 写経と法話の集い 11/17~11/27 10:00~12:30、14:00~16:30 3000円 要予約11/10まで
C-3 白龍園 10/26~12/1(10/28、11/5、11/11、11/15、11/28休園)
A-1 来迎院 11/1~11/30
A-2 寂光院 11/2~11/10
洛南
東寺
・B-3 五重塔初層内部 11/1~11/10
・B-3 観智院 9/20~11/25
・B-3 宝物館 9/20~11/25
D-2 勧修寺 書院 襖絵 11/16、11/17 京都・やましな観光ウィークにて
A-1 醍醐寺 霊宝館 9/14~12/8
A-1 城南宮 11/1~11/10
C-3 松殿山荘 11/23、11/24 要予約
E-3 萬福寺 松隠堂、東方丈 11/1~11/7 岩崎政雄 作陶展、木漆藝 健一郎・裕美にて
E-2 放生院 11/1~11/10
E-2 恵心院 11/1~11/10
A-1 興聖寺 11/1~11/10
E-3 平等院 鳳凰堂 11/1 文化財修理現場公開 要予約
D-2 石清水八幡宮 11/1~11/10
D-2 神應寺 11/1~11/10
B-3 八幡 正法寺(しょうぼうじ) 11/23、11/24
A-1 蟹満寺 10/26~11/4
A-1 神童寺 10/26~11/4
D-1 大智寺 10/26~11/4 13:00~16:30 要予約
B-2 海住山寺 10/26~11/4 国宝五重塔開扉
――――――――10/26~11/11 寺宝展
E-3 旧燈明寺 10/26~11/4
D-1 西明寺 10/27~11/3 13:00~16:00
D-1 高田寺 11/1~11/4
D-2 岩船寺 10/26~11/11 三重塔開扉
D-2 浄瑠璃寺 10/1~11/30 吉祥天女立像公開
夜間拝観
北野天満宮 11/16~12/8
高台寺 10/25~12/10
圓徳院 10/25~12/10
青蓮院 10/25~12/8
知恩院 11/1~12/1
永観堂 11/8~12/5
清水寺 11/15~12/8
東福寺 天得院 11/15~11/30
東福寺 勝林寺 11/15~12/8
妙心寺 退蔵院 夜間特別拝観 11/16~12/8 要予約
高雄紅葉のライトアップ 11/1~11/30
神護寺 金堂 11/9~11/23
トロッコ電車 10/12~12/8
天龍寺 宝厳院 11/16~12/8
大覚寺 11/15~12/8
曼殊院 11/1~11/30
宝泉院 11/2~12/1
貴船ライトアップ 11/9~11/30
毘沙門堂 11/16~11/29
隋心院 11/16~12/1
醍醐寺 11/16~12/8 要予約
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