弥生も終わりの30日、行田市蓮の大使木暮照子先生より久伊豆大雷神社社頭に4株の蓮をご奉納いただきました。人形作家、蓮の大使等多くの文化活動を通じ、行田市のみならず全国を巡りながら幅広く社会貢献をされていらっしゃる木暮照子先生。2年前に郷土博物館でお目にかかって以来、私の本務社である皿尾の神社にも大変お心をお寄せいただき、地元の氏子さんにも蓮の花のすばらしさを伝えたいとの思いから、このような立派な蓮の鉢とともに、咲いたときの蓮の色をイメージして蓮の配置、また奉納札を一式ご奉納いただきました。本殿向かって右から「白光連」(白)「小舞妃」(桃色)「紫気逢來」(紅)「太白連」(白)という配置を頂き、黒土と田んぼの泥を合わせながら丁寧に植え込みを行いました。
植え込みにはご主人で生物学者の木暮桂先生が境内までお越しくださり、水の量や土の粘土まで直接ご指導くださいました。
植え込みを行いながら、桂先生にお仕事のことや教育のことなどお話をお聞かせいただき、またご子息様、お嬢様とも私の高校の先輩に当たるということで非常に身近に感じられ、仕事の上での激励もいただきました。
桜舞う皿尾城にてこうした貴重な蓮の手植えをご一緒させていただいたことを大変ありがたくもまた深いご縁を感じます。照子先生に教えていた蓮の言葉「泥に咲き、泥に染まらぬ蓮の花」といふのがとても好きで大切にしているつもりでおります。
生きる時代や環境がどんなに厳しくとも、誇りをもって美しい花を咲かせよう
感謝の言葉は尽きませんが、この神社や氏子区域に私自身が尽力することでこうした御恩にこたえて参りたいと思っています。
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