皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

ヤクルトレディがやって来る

2021-07-17 22:03:28 | 物と人の流れ

週に一度ヤクルトの訪問販売が来てくれます。『ヤクルトレディー』です。我が家では毎週金曜の訪問になります。長らくお付き合いいただいているようで、今の担当の方は5年目を迎えます。

生きたまま腸まで届く乳酸菌シロタ株。子供が小学校の頃茨城県五霞町の工場へ見学にいったのは夏休みのことです。残念ながらコロナ感染拡大防止のため、現在五霞工場の見学は休止しているようです。

ヤクルトレディはパート・アルバイト等の契約社員ではなく、雇用事業主としての契約で、販売を委託された関係にあるそうです。利点はやはり通常小売店(CV・SM)の陳列に比べ固定客へ確実に届けることができること。販売運営費(営業費用が)低く押さえられること。

勿論そのためにはヤクルトレディーと顧客との関係が第一です。

実際『この商品を買いたい』という気持ちより、『この人に届けてほしい』という方が長く続くものかもしれません。現在我が家に来てくれている方はすでに五年目になります。行田市内の方で、他地区ではありますが、地域の話、時候の話題、時事問題、趣味に至るまで母との会話が途切れることがありません。

平日の訪問で希に私はお会いすることができ、特に車両のことについてあれこれ聞いてしまいます。今乗っている車両は三輪ですが125ccあり、台湾製だそうです。バックギアもついていてかなり小回りも効きます。

幸せも便利さも運んでくるのは人だから

これからも体に優しい乳酸菌飲料だけでなく、笑顔と楽しい会話を運んでくれることでしょう。

 

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先駆け宇宙旅行

2021-07-13 23:06:36 | 物と人の流れ

 

イギリスの実業家サー・リチャード・ブランソン氏は自らの企業が開発したロケットに乗り宇宙旅行に出かけたという。今後世界の起業家たちにとって宇宙旅行は一種のステータスになりうるとニュースは伝えている(7月11日)

世界中がコロナ禍で混乱する中でこうしたニュースを聞くと、世界は常に動いていて、新たな価値を生み出すことの熾烈な争いは休みなく続いていると思う。

(オリンピックは開催するが観客は入れない。選手村の感染状況はクローズという矛盾)

というのもブランソン氏が宇宙旅行に飛びたつ日について、実はあるほかの著名人が同じく宇宙旅行に飛びたつ日の情報を入手し、その一週間前に実行することによって、自分が先駆けであることを誇示する意味合いがあったのだという。

その著名人とはアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏。GAFAと呼ばれるアメリカの巨大IT企業の一角を担う創業者だ。

ベゾス氏の計画は7月20日の予定でアポロ計画にちなむ日程に合わせて宇宙旅行に飛びたつ計画だったらしい。

何にしろ、他に先駆けてことを成すことは非常に重要で、片や遅れをとったほうは二番煎じの印象ともなる。あまり人の目や評価を気にしてばかりでは情けないが、実際のところどうだったのだろうか。こうしたニュースの真偽について自分は確かめるすべを持たないが、いづれにしてもブランソン氏が起業家として初めての宇宙旅行をしたということは残るのだろう。情報はいったん出てしまえば利用されてしまうものだ。

価値ある豊かさの創造

私が社会人となって初めて転職した企業の理念。

価値ある豊かさとは、他に先駆けて具現化すること。だからチャレンジを続けることが大切だと説いていた。

結果過度な競争社会の一端を担うことにもなるけれど、自らの考え行動が他の先駆けとなることは、現代社会においても大いに評価されてよいことだと思う。

ラジオのニュース解説者はこのカーボンニュートラルの時代に、莫大な燃料を燃やして宇宙へ飛び立つことへの皮肉を付コーナーを結んでいた。レジ袋を有料化する一方で、個人がロケットを自由に飛ばせる時代に私たちは生きている。

 

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一生幸せでいたいならば

2021-07-02 16:15:34 | 先人の教えに導かれ

幸せの形は人それぞれで、どのように感じるかもその人次第。

幸せとは感じるものであって状態ではないともいう。人として生きる上で何をもって自分の幸せかを知ることは、単純なようでまた難しい問いだと思う。

イギリスの諺を引用した漫画を読み、非常に印象に残ったため自分でもその考えを踏襲したいとおもう。

一日だけ幸せになりたいなら床屋へ行け

一週間幸せでありたいなら車を買え

一か月幸せでありたいなら結婚しろ

一年幸になりたいのなら家を買え

価値観を何に置くかによって幸せを感じる時間が決まってくるという。

見た目を変えるだけでその日一日明るくなれる

行動範囲を広げることで一週間はすぐに過行くだろう。

大事な人と共に過ごす日々は一か月という月日を忘れさせる。

終の棲家を定めたならば、一年は何事もなく過ぎるだろう。

人生百年時代を迎えて、見た目や環境の変化によって一過性の幸せを感じることは人生の時々を彩ることだろう

一生幸せでありたいならば

『正直であれ』

自分に対して。大切な人に対して。世の中に対して。信じるものすべてに対して。

正直者は馬鹿を見る。そんな諺がある一方、さらりとこうした一言が胸に刺さる。

短いようで自分自身の一生は長い。こうした人生を歩みたいものだ。

 

 

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