令和四年中学校部活新人戦が始まりました。埼玉県大会の予選である北埼大会の団体戦が行われました。会場は加須市民公園です。
早朝4時からお弁当作りが始まっていました。忙しい大会の合間においしく食べられるようにと「肉巻きおにぎり」を作っていました。さすがにこういった調理は私にはできませんので作ってくれる奥さんに感謝するばかりです。
夏以降の練習試合での成績を見るとおそらく県大会に出場する実力はありそうですので期待は高まる一方でした。戦う本人以上に親のほうが力が入ります。初日の今日は団体戦。明日が個人戦です。大会運営の都合で今日の団体戦は保護者の観戦ができませんでしたので、一日ただ祈るだけでした。
一校から3ペアが出場し、リーグ戦で戦います。決勝もリーグ戦のようで成績上位の2チームが埼玉県大会に出場できます。私自身も同じ中学2年の新人戦で野球の県大会に出場し、準優勝したことがあります。
一日期待しながら神社内の草とりや畑の耕運などしていました。
夕方遅くに帰ってきましたのでてっきり決勝まで残ったものと思い、県大会出場ではないかと思い込んでいましたが、意外な結末でした。
サスペンデッド
日没による順延です。
また本人のペアは相方の怪我による棄権があり明日の決勝リーグには出場できないこととなりました。
ただし交代して出場したペアの頑張りで決勝リーグまで残れたこと、明日は審判として参加すること。
すべての結果を受け入れて、胸を張って帰ってきました。
自分の勝ち負けよりもチーム結果を優先する。ともに戦う仲間を大事にする。
負けても自分の役割を果たす。
団体戦の結果を個人戦で生かす。
すべて自分で答えを出していました。
中学校での部活が社会問題化しています。先生の引率や指導時間の拘束。また勝利至上主義や外部委託化など様々な問題に直面しています。
ただこうして部活を通して子供が人として大きく成長する機会にあふれている。
様々な側面から議論があっていいと思いますが、こうした貴重な経験ができるということだけは忘れないでほしいと願います。
指導してくださる先生はじめ、大会運営に携わる多くの方に感謝するばかりです。