皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

冬至を目前に

2021-12-22 00:34:54 | 神社と歴史

明日は冬至。年始を目前に、年神さまを迎える準備を進めています。

氏子区内から幣束が次々と集まってきます。どの家庭も代々継いできた幣束を大事にしています。紙垂を切り替え、新年を迎えます。

今日は神宮大麻と氏神神札を頒布するため、各家々を廻って歩きます。実際には車で移動します。同時に人形を置いてきます。暮れの三十日までに神社(社務所=自宅)に納めて戴きます。実際に回れるのは40軒ほどになるでしょうか。

交通安全のお守り(神札)の依頼もお受けします。今ではほとんど氏神ではなく崇敬神社で受ける人か多いでしょう。手作業ですので時間もかかりますが、新年に氏子の喜ぶ姿があれば何よりです。
令和三年もあと十日となりましたが、残された時間を大切に社務も兼業も邁進したいと思います。
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二学期終わります

2021-12-21 20:41:04 | 記憶の片隅


早いもので二学期も終わります。中学高校とも三年間ですので、うかうかしているうちに直ぐに進級してしまいます。

生徒会に立候補し、選挙で当選とはなりませんでしたが、その後役員に選んでいただきました。。役職も決まり広報を担当することになったようです。責任重大ですが、最後までしっかり取り組んでくれることを願っています。
自分も中学時代、勝手に学級新聞を親友と発行していました。
「万朝報」といいました。昭和62年のことです。当時はこうしたインターネットのない時代です。個人の考えを伝える手段としては、テレビラジオ、そして紙媒体である新聞でした。
知識、経験、人付き合い。全てにおいて浅く狭い世界で、あるのは若さゆえの熱意と好奇心。何を伝えたらよいかなど考えもしませんでした。ただ心の内を紙面に写し、楽しんだ中学時代でした。
30年の月日が流れ、インターネットによって誰もが多くの人に思いを直ぐに伝えることのできる時代です。彼らしいやり方で表現して行ってほしいとおもいます。






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煤払い

2021-12-08 23:30:27 | 神社と歴史 忍領行田

年越しの準備として拝殿煤払いをしました。昭和六年建造の社殿は今年で築90年。

一枚板で仕上げられた扁額はいつの時代のものか近いうちに調べたいと思います。

龍の彫りの足元が馬の蹄のようです。

神社の彫刻は旧長野村の柿沼勝石氏によるもの。
よく見ると柱の割れは上部の画ビョウを刺したところから始まっていました。木は建築となってなを生きものであるということがわかります。年内の祭事は暮れの大祓いを残すのみとなりました。
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人生100年時代に

2021-12-01 19:02:25 | 先人の教えに導かれ

人生100年時代というフレーズをよく耳にする。自分はいまその半分まで来ている。早いのか、遅いのか。先は長いのか短い長いのか判断しづらいころ。もし人生80年ならばすでに後半戦にはいっている。

小さなハンバーガー店に将来をみいだし、マクドナルドを世界的なフランチャイズ店に発展させたレイ.ロックがビジネスを手掛けたのは52歳の時だという。
「親ガチャ」などと唄われて、生まれた環境や経済力によって人生決まってしまうという風潮が広がっている。
彼は著書「成功はゴミ箱の中に」で次のように語っている。
「信念と継続だけが全能である」
日本マクドナルドの藤田田氏の本で読んだのは二十代の頃だったか。
少し自分のやっていることに不安を覚えたときには、立ち止まって振り返ってもいい。またまだゴミ箱のなかであがいていたい。諦めたら試合終了だから。


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