大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

棒鱈と井戸ポンプ

2013-02-02 09:04:40 | ご近所の話題
2013年2月2日 雨から晴れへ
雨の朝となりましたから、いきなりブログから始められました。少しボケて2月1日と書き出すところでしたが、明日は節分になるのですね。もう一ヶ月もあっという間に過ぎたことになる理由ですから... 大山鹿のアパートでは子供たちが小さかった頃は深い意味も無く豆まきや太巻きを無言で一気に食べていました。今は子供が巣立って節分の行事も忘れられつつあります。相模一之宮の寒川神社の豆まきでは噂だと豪華景品が当たるようなので、日曜日と重なる明日は境内ではけが人が出るかもしれませんね。大山鹿は人ごみが苦手なので豆まきには参加したことがありませんが、折角だからブログのために行ってみようかな?あわよくば、300mmf2.8の望遠が当たちゃうなんてことはないですよね。サンタさんにも見放された300mmmf2.8ですから、寒川さんでもだめでしょうね。
 さて、気をとり直して昔懐かしい井戸ポンプです。今ではなかなかありませんよね。この井戸ポンプは今でも使えて、弘法山にあります。お乳が出ない母親を哀れんで弘法大師が弘法山の井戸水をミルクに変えてくれたと言う奇跡の井戸に着けられたポンプです。皆さん井戸ポンプって使ったことありますか?大山鹿は小さい頃おばちゃんのお手伝いで井戸ポンプで水汲みをした記憶が微かにあります。大山鹿の田舎の水は鉄分を含んでいたようで、越し布が茶色に変わっていたのを鮮明に覚えています。所謂、水酸化第一鉄から水酸化第二鉄あるいは酸化第二鉄(平たく言うとサビ)が原因となり、茶に変色したのでしょう。


そして、馬場道で散歩していた馬です。こんなのが歩いているので(;゜Д゜)!ビックリです。馬と大山鹿は昔から因縁があるようで、おばあちゃんが話してくれたことには、大山鹿が三歳位の頃に大山鹿の家で飼っていた馬が暴走して、大山鹿の頭を踏みつけそうになったことがありました。本当は踏みつけれたのかもしれませんが、優しいおばあちゃんは踏みつけられなかったと伝えてくれました。遠い記憶で、馬の前足が覆うかぶさってきた場面が今でも頭にこびりついています。その後どうなったかは、そこで場面が固まって先に進みません。それで頭が(馬)鹿になちゃったかも。おばあちゃんによるとその事件以降大山鹿の家では馬の飼育を止めたそうです。そんな因縁深い馬がうろうろしていますから、馬場道は注意して歩きましょう。


馬場道で繭を見つけました。緑色の繭は以前ブログで紹介しましたが、今日のは蚕の繭のように立派な造りです。冬は葉が落ちますから、見つけにくかった逸品がたまに見つかります。


今日の一品は棒鱈です。棒鱈は鱈をカチカチに乾燥させたものを水で戻して甘辛く煮込む料理です。新鮮な魚が手に入りにくい山間部や雪で閉ざされる日本海側の郷土料理になります。今は輸送手段が発達してこの手の料理も少なくなって来ているようですが、昔はタンパク源の補給には重要な棒鱈です。鱈は雪の降る季節に漁期となるので雪の魚と書くのでしょうか。また、保存食として棒鱈と同じく有名なのが身欠き鰊です。鰊は東から獲れ始めるのでしょうか?棒鱈も身欠き鰊も名水の肴として良く合いますよ。一旦、乾燥した食材は干し椎茸の様に味わい深くなりますが、棒鱈や身欠き鰊もこの例に漏れません。皆さんも昔の料理を冬場に楽しむ機会を待たれては如何でしょう?因みに、山椒の実を添えるとピリリと美味しく頂けます。


これから、近所の寄り合いですから、ここで一旦中断します。