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大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

京都生け花

2013-02-07 17:45:53 | 旅行
2013年2月7日 曇り時々晴れ
 昨日は大雪にならなくて良かったですね。昨晩、9時のニュースを見ていたら、お天気予報の前に1月19日の鎌倉・長谷寺ブログで紹介した満作の花が満開になった話題を報じていました。大山鹿は仕掛けが早すぎるのでしょうか。あの時はやっと一花咲き始めただけでしたが、昨夜の映像は500円の拝観料を払っても何ら問題ないほどの咲きっぷりでした。こんな春らしい話題の後、雪が大した事無かったことなど一言も触れずに、お姉さんが予報を話していました。何か上手くして遣られた感じがします。
 さて、京都駅で見つけた春の話題をお届けします。京都駅では春の生け花展を実施していて、柱の所を利用して名だたる先生方のいけばなが披露されていました。先ず初めは、コブシと牡丹の生け花です。コブシは先ほどの満作、蝋梅、梅などの次に咲く花ですが、なんと、京都では開花しているようです。牡丹は蕾でしたから、コブシは何か生け花用に裏技を使ったのでしょうか?コブシ(辛夷)は木の実が握り拳に似ていることから命名されたようです。また、早春に咲いて田の作業を始める時期と重なったことから、「田打ち桜」とも呼ばれているようです。また、アイヌ地方では木の香りが良いなどの意味を持つ呼び方をされ、更に、風邪薬として煎じて飲まれたいたようです。


辛夷の拡大です。


 次の生け花はシンビジウムとボケを使った作品です。シンビジウムは大山鹿のベランダでも育てていますが、今は冬囲いをしているので、花芽が出ているのか分かりません。京都で咲き始めたので、帰ったら確認してみます。とても良い香りがする生け花でした。ボケはシンビジウムの黄色と良いコントラストを醸し出していて存在感がありましたよ。ボケ(木瓜)は実が瓜のような形をしていたことから名付けられたようです。木瓜は中国語でパパイアを指すそうです。京都駅の中に飾ってある作品なので、少し派手目のアレンジになっているのでしょうか?


シンビジウムの拡大


木瓜の拡大