大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

丸政 駅そば

2013-03-28 17:45:00 | 旅行
2013年3月28日 晴れ
大山鹿は大阪辺りをうろうろしていたので、雨に気付きませんでしたが、関東は昨日雨だったようですね。今日は気持ちの良い晴天で、春らしい一日でした。さて、今日のお話は一昨日の高尾山スミレの続編で、アズマイチゲやイチリンソウです。花の専門家に二度も言い負かされたので、負けず嫌いな大山鹿は6号路で写して来たイチリンソウを自慢しました。しかし、花の専門家のお姉さんはニリンソウであると云うのです。花が一輪だからイチリンソウと思っていましたが、実は、ニリンソウは二輪ばかりでなく、一輪や三輪の花を付けるいい加減な花らしいです。見分け方は花の大きさややはり葉の形です。イチリンソウは葉が数枚に深く切れ込んでいますが、ニリンソウは3枚の葉が花と同じ所から輪生して形も丸みを帯びて切れ込んでいます。更に、高尾山ではイチリンソウは日影沢辺りに多くありますが、咲いている群落的には大部分がニリンソウとのことでした。今まで一輪がイチリンソウと思っていた軽い大山鹿はカルチャーショックを受けました。この前撮影した中にはイチリンソウは一枚もありませんでした。一輪しか咲いていないニリンソウです。
残念ながらイチリンソウは写真がありません。(絶対、撮影してきますから、乞うご期待)


 もうこうなれば、前から疑問に思っていたアズマイチゲの写真も診て貰いました。やはり、下の写真はキクサキイチゲでした。見分け方はやはり葉にあった様です。花に目が行ってしまうと区別が着かなくなりますね(人の見分け方にも似たところがありますよね)。3枚に分かれた葉が一箇所から3組輪生しているのがアズマイチゲ(先ほどのニリンソウと同様)で、菊のようにギザギザした数枚の葉が3組根元から伸びている(先ほどのイチリンソウの様)のがキクサキイチゲの様です。いや、今回は大山鹿の乾杯でした。花の専門家のお姉さんに弟子入りしたいようです。写真は順にアズマイチゲとキクサキイチゲです。


さて、今日の逸品は桜肉を載せたお蕎麦です。小淵沢駅にある創業大正7年からの老舗 丸政の駅そば屋さんです。丸政さんは美味しい駅弁が有名で、駅の蕎麦は副業かもしえません。丸政の駅そばで一番人気は山賊そばですが、鳥の唐揚げが吃驚するほどの大きさで出されます。これがなんと380円とワンコイン以下の低料金なのが嬉しいですよね。食べログ評価は駅の立ち食いそばにしては破格の3.6を記録しています。名古屋駅ホームのきしめん屋さんより高得点です。今回は、この山賊そばが売り切れで桜肉蕎麦としました。桜肉は昔懐かしい昭和的な鯨肉大和煮の缶詰めの様な味と食感がしました。桜肉は馬肉ですが、刺身にした時の色合いから桜肉と呼ばれている説もあります。鹿が赤色なので紅葉となり、猪が牡丹ですから、案外、勢いで馬を桜に例えたのかも知れません。兎に角、桜肉もいっぱい載っていたし、お蕎麦も美味しかったですよ。次回は山賊そばをアップしますから乞うご期待です。