ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「大滝詠一に逢いに行く旅」番外編その1・居酒屋「街道 青葉」。

2020-11-15 18:15:00 | うまいもん
今回は旅立つ数日前に、本当に思いつきで決めた旅のため何の下準備もしていない。
Expediaで往復のPeachとホテル、レンタカーを予約しただけであとは全くノープラン。
それでも上記たったの21,000円ほどで行けてしまうのが恐ろしい(笑)。

金曜夜に仙台入りし、まず向かったのはこちら。

クリスロード沿いの「街道 青葉」。
食べログのクチコミでなんと3.48を叩き出している、いい感じのアッパー居酒屋だ。
店内も、実にシック。

お通しも、小さなアフタヌーンティーみたいでシャレている(笑)。


三陸の造り盛り1人前と、有名な「一ノ蔵」を合わせる。




…生きててよかった(笑)。
さて、夢にまで見たセリ鍋。

煮えたあたりで、今度は「浦霞」を合わせる。

一ノ蔵を思えば、こちらの方があっさりしている。
セリが、いい感じになってきた。

生まれて初めて食べたセリ鍋は、その鮮烈な風味に驚いた。
例えて言えば、新築の家に足を踏み入れた時のあの青く新しい畳の香りに近い、若さと生命力に満ちた風味である。
なるほど、コレは宮城で愛されるわけだ…

すっかり吉田類の気分になったところで、一旦ここで精算。
生ビール、日本酒をグラスで2杯、お通しにお造り、セリ鍋で計4,200円。
いやぁ、満足満足…









「大滝詠一七回忌追悼展」を観に、奥州市へ。

2020-11-14 20:00:00 | 旅行・レジャー
昨夜仙台入りした目的は、実はコレだったのである。
大河ドラマのロケ地としても有名な「えさし藤原の郷」で、奥州市が生まれ故郷である大滝詠一の七回忌追悼展「青空のように」が催されているので、どうしても行きたかったのだ。

朝7時前に仙台市内を出て、オール下道を快走すること2時間半。
まず着いたのは、東北新幹線の水沢江刺駅。

この10月から、発車メロディが「君は天然色」になったのだ。

早速、入場券を買ってホームへ。

メロディは下り・盛岡方面がAメロ、上り・東京方面がサビと使いどころを変えており、聞き分けが出来るのだが低音の効いた随分豪華な発車メロディだった。

そして本来のお目当て、「えさし藤原の郷」へ。

まず大滝氏のバイオグラフィーが、ズラリと。

撮影可能なのは、ディスコグラフィゾーンまで。






さらに他のアーティストへ提供した曲やら、

書籍類までズラリと。

手に取って見られないのが残念だが、壮観だ。

撮影NGゾーンは、過去の雑誌インタビュー記事がズラリと掲示されている。
本来ならここだけでも数時間ほしくなるのだが、なんせ昔の雑誌の文字は小さすぎて読めない。
おまけにそのスペースは異様に暗く、とても文字を読ませる環境ではなかったため1時間少々で私の目が悲鳴を上げてしまった。
悪い事は言わない、私のようなナイアガラーの皆さんは高齢化しているのでハヅキルーペでも持って行かれる事をオススメする(笑)。

しかし昔の雑誌の記事で特に興味深いのは、ロンバケでブレイクする寸前の1980〜81年前半だ。
はっぴいえんどから大滝氏をよく知る評論家は、他の3人がYMO、作詞家、ギタリストとしてブレイク、さらに門下生の山下達郎がブレイクしており後は大滝本人、という期待を込めて
「大滝詠一が、2年ぶりにレコーディングを開始!今回は松本隆とのコンビ復活」
などと綴っており、この時期に大滝氏を知らなかった自分が悔しい。

しかし一方で、後にロンバケがこれほどの名盤として語られるなどとは夢にも思わなかっただろう浅はかな評論家の
「いかにも日本人の好きそうな哀愁ポップス」
などとまるで愛情のない記事や、伝説のヘッドフォンコンサートのレビューで
「面白くなくて、眠くて仕方なかった」
などという残念な記事も見られた。
当時の率直な感想だけに否定はしないが、そんな記事を書いた本人は果たして今どのように思っているのか。
そんなヤツに限って、今頃になって
「いや〜、ロンバケは売れると思ってたよ!」
「オレ、あの伝説のヘッドフォンコンサートの場に居たんだぜ!いいだろ〜」
などと吹聴しているに違いない。
だから私は今も、評論家という職業を好きになれないのである。

すっかりナイアガラワールドを堪能し、楽しい時間はアッという間に過ぎて、



帰りのPeachの機上の人となるのであった…

さて明日の競馬は牝馬限定戦の頂点・エリザベス女王杯in阪神。
連覇を狙うラッキーライラックが大外18番枠に入ってしまったが、果たしてこれがどのように影響するか。
私の本命はノームコアだ。今の充実度合いなら、札幌記念同様ラッキーライラックを打ち負かす事は不可能ではないと思っている。
相手筆頭はラヴズオンリーユー。阪神の忘れな草賞を買ってオークスを制覇したように阪神との相性はよく、ローテも理想的だ。
もちろんラッキーライラックも押さえ、あとはセンテリュオ、デアリングタクト以外の3歳牝馬では最も怖いと思えるソフトフルート、穴でシャドウディーヴァ。








なんやて?アーモンドアイもJC参戦?

2020-11-12 20:00:00 | 競馬
史上初めて牡牝揃って3冠馬が誕生し、揃って11/29のジャパンカップに出走の意思表示をした事で競馬界は大いに盛り上がっているが、そこにあの前馬未到の芝G18勝をマークした稀代の牝馬アーモンドアイが参戦、しかもこのレースをもって引退すると表明した。

これは、ハッキリ云って事件である。
かの長嶋茂雄も94年の優勝決定戦・中日対巨人を「国民的行事」と評したが、それを遥かに凌ぐインパクトではなかろうか。
個人的には、サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーが揃った1998年の毎日王冠以来の衝撃だ。

これまで無敗のコントレイルとデアリングタクトのどちらかが敗れる、というのはある意味見たくない気もするのだが、その相手がアーモンドアイなら仕方ないのかもしれない。

気になるのは、アーモンドアイをめぐる数々の忖度だ。
先日の天皇賞・秋は、同じシルクレーシングクラブのサリオスの回避が残念であった。
もし出れば、アーモンドアイを負かした可能性もあっただけに残念だ。
JCも、これら3頭に恐れをなして、と言うかアーモンドアイに勝ってはいけないと頭数が揃わない恐れもある。

昔は「引退レースは、買ってはいけない」と云われた。
無事に繁殖に上がるために、真剣に走って骨折→予後不良などという悲劇は、絶対にあってはならない。
実際、ブエナビスタの引退レースとなった有馬記念で岩田康成は最後までブエナを馬込みに押しこめ、本気を出させなかった。
一方でディープインパクト、オルフェーヴル、キタサンブラックなど引退レースで無類の強さを発揮し勝った例も増えてきた。
私は基本的に、引退を表明している馬を引退レースではあまり買いたくないだけにコントレイルの単複で勝負する予定だが、忖度があってもなくてもヒジョーに楽しみな29日の午後である…

初めて、近鉄特急「さくらライナー」に乗る。

2020-11-11 22:09:00 | 鉄分の多い話
初めて、近鉄特急「さくらライナー」に乗った。

(写真はイメージです)

実は、滅多に来ない富田林で遅くまで用事があり、どうやって宇治に早く帰ろうかと検索すると古市から橿原神宮前に抜けて北上するのが一番早いという結果になったのだ。

早速、乗り込む。

遅い時間なので、さすがに空いている。

トイレと洗面も、イマドキのデザイン。

わずかな時間の乗り継ぎだったためホームで特急券を買えず、車掌から買う。

コレで、安心して座れる。



ちなみに、シートはこんなん。

しかし残念ながら、乗り心地はよくない。
アーバンライナーやJR西日本のサンダーバードなど、近畿車両の製造だがとにかく高速走行のための軽量化を図りすぎで、シートが薄い。
花見シーズンならコレに乗ってテンションも上がるのだろうが、残念ながらそれ以外のシーズンに乗った感想としては並み以下の乗り心地であった…