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本箱をのぞいたらこんな本があった。
パラパラッとめくってみたらこのような項目がある。「通話無料の110番 誰が料金負担しているのか?」
筆者は公衆電話から一度だけ110番へ電話したことがあると書いてあった。
110番・119番・118番はタダ。そこでNTT様へ聞いてみた。
「ああ、あれですか。課金しないシステムになっています。当社には契約約款(通話に関する料金の減免規定)というものがあって、緊急通報用の通話は減免の対象になっております」
ほかにも地震などの災害が発生したときにNTTが指定した公衆電話から罹災者がかける電話も対象になっているそうだ。
言うまでもなくNTTはかつて「公社」だったから公共性のある通話は便宜を図っているということなのだろう。
さらに事情通がこう語る。
「電話は回線を引いたりと、システムをつくるときには膨大なコストがかかりますが、その後は一般回線から回収するだけ、大してコストはかかりません。公共性の高い通話をタダにしたところで、痛くもかゆくもないでしょう」
一般回線は、たいしたコストがかからないのかぁ、なぁるほど・・・・。