花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

中央会の夏季セミナー

2010年08月04日 | 諏訪商店街振興組合のこと
今日は、中央会の講演会「中小企業は環境ビジネスで儲けなさい」を外羽理事長・吉田副理事長と聞きに出かける。講師は船井総合研究所の菊池功氏。
諏訪商店街振興組合が、今後取り組む「エコ事業」の方策がワカラナイ。商業者とエコがなかなか結びつかない。
が、さすが船井研究所さんでは、環境ビジネスコンサルタントグループを組織して300社を越す企業の環境事業の支援にあたっている。
http://www.eco-webnet.com/
いま、環境に関して何をなすべきか?
如何にして環境問題を取り込み、中小企業がビジネスとして成り立つようにしていくかが、今回の講演の主旨だった。
現在まではリサイクル事業が50%を占めていた。あと5年間くらいはこの状況が続き、その後淘汰されてリサイクル事業以外も成熟期に入る。つまり環境事業への新規参入期間は5年。その間に取り組みなさい、と言うことか?
企業がお金を出して廃棄していたプラスティック等のゴミを、洗浄機を開発することで買い取りシステムを構築。
捨てられる木材チップを、炭に変えて購入してもらうことで、企業のゴミ処分料を環境費に変える。
熱や水に強いLED照明。蓄光剤による電気代のかからない表示板。超音波を利用したボイラー装置で重油の使用量を2割削減。生ゴミを無臭の液体肥料に変える。
そして、某幼稚園では、園児対象に環境学習を行なう。液体肥料で野菜を作りバザーを開く。定期的に広報誌を発行する。これらの活動で企業のイメージアップを図る。
これらすべては立派なエコだ。現在はエコロジー(環境性)優先でなく、エコノミー(経済性)優先である。あと数年はこの状況が続くと言う。環境ビジネスの参入チャンスは今ですよ、ということだ。
ただし、思いつきはダメ。現在の事業の延長線でしっかりと地に足のついた方策を考えるべきだとお話されました。
振興組合の取り組むべきエコ事業の行く末が、少し見えたかな?