イタリアの校長 ドメニコ・スキラーチェさんの生徒に送った言葉
みなさん 学校は休校になりましたが お話しておくことがあります
当局の慎重な判断を尊重しますが 皆さんには冷静に集団の妄想にとらわれることなく 必要な予防をしたうえで「いつもの生活を送って下さい」と言いたいです
こんな時だからこそ 散歩をしたり 良い本を読んだりしてください
元気であれば 家に閉じこもっている必要はありません スーパーや薬局に駆け込むのはやめましょう
マスクは病気の人が主に必要なので 彼らに譲りましょう 病気が急速に世界に広がっているのは 私たちの世界が残した結果で 何世紀も前には 速度は少しだけ遅かったですが 同じように広がりました それを止めるような壁は存在しません
そのような出来事での最大のリスクの一つは 社会生活や人間関係に「毒を盛ること」と市民生活を野蛮にすることです 外国人への恐怖 権力同士の争い 感染源のヒステリックな捜索 専門家への軽蔑 デマ ばかげた治療法 必需品の盗難 医療機関の緊急事態・・・目に見えない敵によって 脅かされていると感じる時には 同じ人間同士なのに 他人を脅威や潜在的な侵略者のように見たりする危険があるというのは先祖から受け継いだ本能なのです 14世紀と17世紀の伝染病の時と比べ 私たちには近代的な医学があり 進歩し正確になりました
私たちは社会組織と人間性という貴重な財産を守るべく 合理的な考えを持つようにしましょう もしそれが出来なければ 伝染病が本当に勝ってしまうかもしれません
では早いうちに また学校で まっています
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