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最近は残虐な犯罪をはじめ、政治家の横領、万引きにいたるまでいろいろな犯罪が多発しています。
昔に比べ厳罰化が現実化し、以前よりも軽い罪で実刑の判決を受け、長い刑期を宣告され、多くのひとが刑務所に収容されている。
今までの罪が軽すぎたので当然なことではありますが・・・
日本の刑務所には、受刑者を平等に公平に処遇するという特徴があります。
長期拘禁によるストレスと老齢化の進行で、より多くの長期受刑者が、いわゆる痴呆状態に陥ることになったり、大小便の世話を初めとして、各人のニーズに応じた個別介護が必要になっているのが現実です。
その為、若い受刑者が高齢受刑者の介護にあたっているのが現状です。
私たちが想像もしなかった介護問題がこんなところにまで・・・
よく考えれば、どんな状況の中でも人間は歳とっていくのだから・・・
老齢者の場合には、すでに家族や親戚から見放されており、出所後に帰る場所がない。
そのため、社会復帰した受刑者は社会より居心地のよい刑務所に舞い戻ってくるのである。
そして、病気や障害を持つようになった老齢者は、老人ホームや病院でも引き受けてもらえない。
これが現状です。。
だから、受刑者の社会復帰を援助する更生保護の活動をもっと強化する必要があります。
解っていても、更生保護の活動(社会復帰活動)は難しい問題だと思います。
そして、高齢受刑者の介護問題も現実に難しい問題です。