ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

千畳敷カールで雷雨に打たれる

2009-08-02 23:03:19 | Weblog
お手軽バスツアーで高山植物の花が咲くお花畑に行ってみよう!
と思い、日帰りツアーに行ってきました。
行く先は駒ケ岳千畳敷カールと言うところです。
お花畑散策に行きたかったのです。
一周40分のコースに余裕の70分の行程になっていました。
ゆっくり、お花が見られていいわぁ~と思いました。

だけど、コマガタケ?センジョウジキカール??
いったい何県にあるのだろうか、長野県ぽいけど??
「千畳敷カール」で検索すると出てくるんですが、何県なのか出て無いんですよ。
ええ、これはもう常識の中の常識なので、あえて書かれてないんだと思います。
(結局、長野県なわけなんですが、岐阜県寄りなんですね)
ま、行けばわかるだろ~し、第一、バスが連れてってくれんるんだもの

さて、私は最近、強力雨女なのです。
さっきまで晴れていたのに買い物に出かけると突然雨が降り出したり
晴れ間を狙って散歩に出ると必ず!!降られます。
梅雨明宣言が出てから、お天気の不安定が続いていますが
私の読みは必ず!!見事にはずれます。

と言うわけで、千畳敷カールに行くにあたっても、自分的には
充分な雨具を持ったつもりでいたのです。
しかし・・・・・・・


土曜日だと言うのに、さして混雑も無く、高速道路も渋滞も無く
観光バスから乗り換えた地元のバスも待ち時間無く
さらにロープウェイもほとんど待たずに乗れました。
ラッキー
添乗員さん言う所に拠ると、土曜日でこんなスムーズに行ける事は
滅多に無いと言う事でした。


ロープウェイに乗って千畳敷カール駅に着きました。





わぁ~~い
千畳敷カールだぁ~~~~っっ!
すっごいなぁ~。
まだ雪が残っているのですね。
さすが標高2650メートル。
喜ぶ私。
しかし、喜んだのはつかの間だったのでした。




すぐに雨が降りだしました。
慌てて、カッパを着ます。
傘もさします。


最初は弱かった雨も、段々強くなってきました。
遊歩道の中ほどまで来た所で、一層激しくなりました。
何やら、放送が聞こえてきます。
え???
雷雲が近づいていますので避難してください・・・
避難してください?







避難してください
と言われても、このまま進んでぐるっっと回ってロープウェイの駅舎に
戻るしかない
途中に避難なんてできる所もないんだし・・・







本当に雷はピカピカ、ゴロゴロしだして
傘をさしていたら雷が落ちるんじゃないかとドキドキしましたが
傘をささないわけにはいけないくらい激しく雨が降っていました。

いつの間にか、ダンナの足元はずぶ濡れになっています。



遊歩道の階段の道に水の流れができています。



こんな川みたいなことになってしまいました。




そんなわけで、たかだか一周40分の千畳敷カール遊歩道を歩くだけだからと
コンビニで売っていた雨がっぱと傘しか持って行かなかった私達は
ドエライ酷い目に会ってずぶ濡れになってしまったのでした~~。
山を見くびるな
とかよく聞きますが、まさか、こんなお手軽ハイキングのつもりの山でも
それなりにしっかりと準備していかねばならないのだと言う事を知りました。
落ち着いてよく考えたら、標高2650メートルですよ、
四国で言うと剣山(1995メートル)より、ずっとずっと高いんです。
この前行った富士山五合目よりも高い。
気温も低い、この日は15度くらいだったようです。
ぐっしょ濡れたズボンや靴が冷えて寒さを感じました。
着替えも持ってきていたのですが、リュックサックの中に入れていたので
すっかり濡れてしまっていました。
先を歩いていた、これから登山をする方たちを見ると、何とリュックにもカバーがかかっていて濡れないようなっています。
最近、北海道の山で遭難事故があり、装備の差が生死を分けた
などと書かれていましたが、なるほどと思いました。
こんなロープウェイの駅舎からぐるっと回るだけのコースでも
雨に降られるとこんなになるんだから、登山となるとしっかりした装備が
必要になってくるのは当然なのですね。

やっとの思いでロープウェイの駅にたどり着くと
雷のためにロープウェイは運行を停止していました。
しかし、私達が駅舎にたどり着いてすぐに雨は小降りになり、雷も止んで
運転再開となりました。
つまり私達が遊歩道にいる間だけ、雷が鳴って激しい雨が降った
と言うことなんですね


そのあと観光バスに戻ると、濡れた靴の水分を取るために
添乗員さんが新聞紙を配ってくれました。
靴の中に新聞紙を詰め込むと水分を吸収してくれるんですね。
おかげで少しは良くなりました。
激しい雨の時は足元から濡れるのですね。
やっぱり雨がっぱは上下必要ですね。
雨がっぱのズボンをはいていれば、かなり違っていたと思いました。
山を甘く見ていたつもりは無くても、実際には甘く見ていたのだと分りました。