ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

(自分的に)大秘境に行く

2014-09-28 00:00:46 | 自然
川崎の丘陵地帯に住んで、坂道が嫌とか大変とか言っていた自分を反省します。

自分は徳島の太平洋沿岸地方に長年住んでいたので、山の奥の方は知らなかったのです。
今回、徳島の秘境と言われる祖谷に近い山の奥にある
「黒沢湿原」(くろぞうしつげん)に行ってきました。
恐れ入りました。
「山へ行く」とか言ったって、長野県の観光地に行くくらいでしたんで
観光バスが入れない所はロープウェイなりゴンドラなりがあって
比較的簡単に行ける山にしか行ってません。
今回行った黒沢湿原は歩いた距離は8000歩くらいだったので大した事はありません。
が!!!
黒沢湿原にたどり着くまでが大変でした。

東京に勤めている息子が急に帰省してきました。
それで、お天気も良いのでどこかに行こうと言う事になり、息子と私達夫婦の3人でこの大秘境に行く事にしました。
が、誰一人、そこがこんなに大変な所だとは思わなかったのです。
(と言うか、私一人が黒沢湿原を知っていて行きたい行きたいと騒いだのでした



県道269号線で黒沢湿原へ。

道は一車線で(時々え?と思う所で2車線)あくまでも細く
ガードレールもなく薄暗い森の中を行きます。
所々視界が開けると、
どぇぇ~~~こんな高い所まで上ったのかと驚きます。
向かい側の山にも家があったりしますが、あの家にはどうやって行くんだろう
と、要らぬ心配をしたり。

そんな道でも路線バスが走っていて
(何でこんな所をバスが走るの~~~
丁度広くなっている所ですれ違いましたが
絶対絶対すれ違えない一台通るのもやっとという所で出会っていたら
ど~~~~したらいいのだ、バックするのか、この細い崖の道を・・・・・
心臓バクバクです。
あ、でも私の運転じゃなかったんですけどね、息子の運転です。
ええ、もう、こんな所の運転は若い者に任せます、無理です。


黒沢湿原についてはネットでブログなどを検索してみましたが
黒沢湿原については書かれているけれども、そこに至るまでの道の大変さを書いているものは
あまりなかったのです。
あまり有名でもない黒沢湿原に来る人は多分四国内の人だろうから
それなりに曲がりくねった細い山の道に慣れているんでしょうね。
こんなに凄いとは思いませんでした。
自分の運転では絶対無理です。


私のイメージ↓






着いた所は、周りを山に囲まれた盆地になっています。
かつては田んぼだったのが耕作放棄されて、また湿地に戻ったと言う事の様です。
駐車場の心配はなく、それまで細い細い道をきていたのが嘘の様に、
私でも充分駐車できる広い平らな土地があるのです。
こんな山の上に。


展望台から見た黒沢湿原






木道も整備されています。





沼にはヒツジ草がたくさん咲いていました。





湿原の水は滝になって流れ落ちています。
たびの尻滝






調子の悪いカメラで撮ったのでボケていますが、
たびの尻滝からで松尾川温泉しらさぎ荘に向かう遊歩道を少し行った所から見た向かい側の山





望遠で撮るとこんな感じです。
ここは通りませんでしたが、この様な道を上ってきたわけです。
息子に言わせれば、県南の海岸沿いの道も同じ様なもんだそうですが。







黒沢湿原ではサギソウが有名らしいのですが、残念ながらサギソウは終わっていました。

アケボノソウを見ることができました。




ツルリンドウ                               ヒツジグサ

  

ミズオトギリ?                                ノブドウ

  


?ホトトギス                                 ツルニンジン
  

コキンバイザサ
  



帰りは井川町の方に出て国道192号線へと行く県道140号線を通って帰りました。
行きの道より良かった感じがしましたが
行きの道で慣れたので良く思えたのかもしれません。
どのルートが一番行きやすい道なのか、ちゃんと調べてから行くべきだったと思います。
まあ、いつもの事ですが、事前の下調べをちゃんとしてなかったのですね。
何だか一番過酷な道を選んだ気がします