お菓子作りで一番面倒なのはホイップ。最近では一本棒でホイップも何でも出来るフードプロセッサーなんかも出回っていますが、それは高いです。従来のハンドミキサーでも大体3000円でしょうか。毎日使うものではないので、そんな経費かけられるかと思っていた所、ダイソーでハンドミキサーを発見。100円です。
これで最近マイブームのメレンゲクッキーを作ってみましょう。
簡単に洗えるように、先端が外せます。以外と芸が細かいです。
しかし汚い部屋だ。
他にもカプチーノ用のミキサー、これも100円です。イザと言う時のためホイッパーなんか用意します。
卵白一個分にクリームオブタータ一匙を入れます。0.05gです。
実は、卵白の粘りすらハンドミキサーは取れません。カプチーノミキサーだと多少剪断力が強いので、ちょっと手助けしてもらいます。
さて撹拌しています。しかしにっちもさっちも進みません。多少斜めにしてあげるとよく撹拌できるようです。このハンドミキサーやカプチーノミキサーはどちらかと言えばボールみたいな浅い容器の撹拌は苦手のようです。茶碗とか深めの容器の方が効率がいいように感じます。
砂糖を入れて更に進めます。しかしなんとこの間30分です。手でやりゃ5分もかからん。
もちろん使用法が間違っているフシはありますが。やはり深めの容器でしょう。
くたっとした角が出来る程度であきらめました。少し粉を入れてトルクがかかると、なんか中からカチカチ音がします。どうもギアを内蔵しているようなのですが、そのギアがトルクに耐えられないようです。
当たり前にゴムベラで粉を混ぜます。粉はアーモンドプードル20gに小麦粉10gです。
チョコを溶かして撹拌してみます。こちらもこの程度のトルクでかなり苦しくなるようです。
さっきの生地にチョコを混ぜます。
絞って、170度30分焼いて出来上がりです。
さてメレンゲに粉を入れれば何でも焼き固まるので、チョコを擂って粉にしてみます。
アーモンドプードル20gに小麦粉10g、チョコの粉を15g混ぜます。これとメレンゲをあわせて焼きます。
こんな感じで出来上がりました。
さていろいろ混ぜて作ってみました。
左上の一番小さいのは、きなこ30g、半時計回りにきなこ15gアーモンドプードル20g、アーモンドプードル10gと粉末ピーナッツ20g小麦粉10g、アーモンドプードル10gと粉末ピーナッツ15g小麦粉7gレギュラーコーヒーの粉8gに中にチョコを入れています。アーモンドプードル40g、すりごま30gに小麦粉10g、アーモンドプードル30gと小麦粉10gとこんな具合です。
解ったのは、すりごまや粉末ピーナッツのように吸水性の低い粉は混ざりやすくサックリで来ますが、粒子が粗いので小麦粉を加えて少し固くすると良いみたいです。逆にアーモンドプードルやきな粉は粒子が細かいので小麦粉は入れない方が良いです。きな粉は更に吸水性が強いみたいで、サクっと混ざってくれません。なのであまり量は入りません。まあ炒めた大豆を擂って粉にしたものですからそうなのでしょう。粉がメレンゲの気泡を一気に潰してゆくような感じです。焼き上がりが小さいのもそのせいです。
大体卵白一個分に対して40gまで粉が入ると考えてください。きなこは30g以下でしょう。
チョコレートを粉にしていれる場合、他の粉の量の半分以下でしょうか。バターと粉の中間の性質があるようです。ちょっと何とも言えませんが、全部あわせて50g以下になるようにした方が良いかと。それ以上入れると絞りにくくて、固く焼き上がるようです。
今の所ベスト1は、クルミです。次がアーモンドプードルと粉末ピーナッツの組み合わせ。コーヒー粉が結構いけます。ゴマのサックリ感は良いのですが、ゴマの皮が下に残るのが残念な所ですが、これもおいしいです。とにかく速くて安いレシピなので、失敗しても損した感じが無いのがいいお菓子です。
12.12.23 PS
粉を純ココアのみにすると言うチャレンジもしましたが、粉が入りません。最大で25g程度でしょうか。かなり固くなります。
14.02.17 追記
なにかこの記事が盛り上がっていて、何か不安になります。ということで当ブログのリンクを張ります。
メレンゲクッキー完成・バレンタインバージョン
フルーツ味・メレンゲクッキー
「ナポリ風ババ」もどきを作る、メレンゲクッキーの卵黄を使って
ナポリ風ババもどきレシピ完成
1300円のハンドミキサーVSホイッパー対決
ホイッパー・道具ってすごい
レシピ系は特に纏めていませんので、ぜひ参考にしてください。