どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

カメラマンと写真1

2012-12-27 23:00:10 | 写真の話し
カメラマンと写真1とタイトル打ったのですから、連載します。相変わらすの脊髄反射で書きます。


まずはわたしのプロフィールはいらないでしょう。そのうちオイオイ解ります。


写真に必要なものは何でしょうか。
これはデジタルだろうがアナログだろうが変わりません。なんでしょうか。

光です。これは絶対です。見えないものは撮れない。これは原則です。
もちろん写真技術には様々な技法があります。例えばレントゲン写真なんかそうです。他にも赤外線写真や紫外線写真など人には見えない光を使って、映像化すると言う技術があります。
医療現場で使われる、断層写真は写真でしょうか。MRIなんかコンピューターの化けもんですが、これは磁気を検出して人の目に解りやすいようにしたものです。目に見えるようにしたので写真かもしれません。

まずは光があって、人が認識できるものに変換できた、そういった定義でいいと思います。

ところが人が認識できると言う事は、実は厄介です。思い込みが大きいのです。しかも歴史的なものだったらどうでしょうか。例えば馬が障害を越える時には、前足をバンザイするように飛び越えているはずだ、そういった認識が多分1000年以上あったのでしょう。
いまでもその認識で調教された馬がいます。ウイーンにあります。
絵画にある馬の動きが真実で、それに従わないリアルな馬はおかしいということで、調教法が開発されて彼らはいます。なおすばらしすぎるので、マニアックな方はぜひ検索を。

人はどうして外界を認識しているのでしょうか。この情報はほとんど目だと言われています。ただ目からの情報はどのように処理されているのでしょうか。
今の所複雑すぎて解っていません。ただ大体解っているのが、人間の動物としての特性です。危険を察知するために目がキョロキョロしているようです。
実はじっと目を見るとかが親密な表現になると言うのは、この逆説です。本質的には敵対行動です。サルにやってご覧なさいな。威嚇されますよ。
関係性が無ければ、敵対行動になります。関係性があれば愛の表現になったりします。


なぜ視線は表現が出来るのでしょうか。なぜその視線が愛と受け取られ、別な人には敵と感じられるのでしょうか。
そしてなぜ私らは視線を使い分けられるのでしょうか。



まあ答えは無いな。


かなり来たぞ光学迷彩ズゴック

2012-12-27 22:08:38 | 相模屋ザク豆腐等
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ちょいっと気泡が大きいのだが、かなりの透明感でズゴック氷が出来た。
やっぱり温度管理だったのだ。
理由は簡単。冷凍庫がこの寒さで保温庫になっているからだ。どうゆう事かといえば、外気温が低すぎて冷凍庫が作動していないということだ。だからモーターが動かず急冷が起きないのだ。


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ザクもかなり来ている。

逆に屋外においている方が急冷になっていると言うのが、盛岡らしい。


年末です・当ブログの総括します

2012-12-27 22:02:46 | インポート
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まずは30日間の閲覧データーです。ちっちゃいブログです。でも一日140人ほどは来てくださっています。ありがたい事です。
基本的に脊髄反射で書かれている、それこそ書き散らしているブログですが、それでも読んで頂いていると言うのは光栄なことです。


ありがとうございました。


実は相模屋関連で、相当お客を逃がしていると分析しています。だがこれは止めないだろうと。ザグとかズゴックだとか、そんなばっかりな10月以降でした。途中で気がついてオカタイ記事を、オボツカナイ頭で書いたりしてきました。まあそれでも読者を逃がしたのは確かです。


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さて30日間の閲覧データーです。
実は当ブログでは、どうもNTTネタの2件でお客を引っ張っているのがよくわかります。そこで「NTTからの請求書・いい加減にしろ」を「NTTからの請求書・結論」に統合したのですが、まだ2件あわせてのランキングが高すぎます。この問題は私の中では解決した事なので、記事を削除するなり、もう一度移転するなりしたいと考えています。

ブログも脊髄反射だろうがなんだろうが、書いてゆけば何かヒットはあります。一番摩訶不思議なのは。「最近の円安・なぜ?」です。そしてこのところ少数ながら伸びている「コモンズの悲劇と右翼化」です。
これって常識ばかりを書いた記事なのだが。ただ「コモンズの悲劇と右翼化」は写真を大量に用いて、超曖昧な記事にしようともくろんだものなのだが、それが最近読まれているのが不思議だ。
すいません読んでくださる方に申し訳ないのですが、あれは8月の記事です。もっとひねくれた記事が書けるようにがんばります。


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この一週間の読まれた記事です。トップページから読まれたお客様、本当にありがたく存じます。
ワイヤーワークス関連の記事は、実はオススメなのです。何しろ写真がいい。地震があります。そうこの撮影の前に地震があったんだよな。

今頭にあるものをとにかく吐き出すブログです。これにお付き合いいただき本当にありがとうございます。

次回はザクとかズゴックですので、これはこれで愛でて頂きたく、愛情を込めつつお送りします。

年末は、なんらか集中した記事を書きたいと考えています。乞うご期待です。


東北本線の前沢ー平泉間の鉄橋

2012-12-27 21:14:48 | インポート
東北本線の前沢ー平泉間の鉄橋ですが、震災でかなり動いた鉄橋です。昨年の5月に通った時の映像があるはずなのですが、それが骨折のゴタゴタで無くなってしまいました。多分仙台の某社にあるのだと思いますが。
最近普通列車でこの鉄橋を通りました。その時に映像を撮っておきましたので、お楽しみください。

震災直後はもっと減速していたのです。少し解りにくいかもしれません。橋を渡って家が見えるあたりから急加速します。カメラは窓の桟に押し付けて撮影していますので、車両の傾きが解ると思います。


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YouTube: JR東日本東北本線前沢ー平泉間鉄橋




あの頃に比べると車窓からの眺めは平穏に見えます。でも瓦屋根がトタンに変わっていたり傷跡が残っています。


なおユーチューブですが、投稿するスピードが速くなりましたねぇ。ちょっとビックリです。さっき投稿していまブログにリンクなんて。前は1時間は待っていたのですが。


インフレターゲットって?

2012-12-27 15:35:12 | インポート
いやこれが出来れば今までの日本政府は何だったのだろうとなる。何しろ20年間のデフレだ。
日銀が悪いと言う説があるが、日銀の仕事は物価の安定で、それを法に定めたのはダレダッタかな~という話しになる。
日銀は相当に優秀な経済運営をしていたと思う。ただそれが実情に合っていないと言う話しだ。
多分日銀は近視眼的に経済運用していただけだと思う。だが以外と市民の懐具合からはいい感じだったかもしれない。

私が今でも生きているのは、もしかするとデフレだったからだ。年収は下がるやら、なんやコラ!と言った状況だったのだが、物価が下がった。おまけに安くて魅力のある商品が増えた。
例えばユニクロのジーンズだが、40年前にあんな商品あったら凄いよね。20年前だって凄い。絶対トップセールになる商品だった。
技術の進展ではない、なにかがある。


人の価値が下がったからだと思う。


これ以上は言わない。これ以上言うと惨めすぎる。


くらい予感があるのだが、人の価値が、いや言い換えると天才だけが総取りする社会があると思う。天才の価値はうなぎ上りだ。
多少の、というか嫉妬丸出しで言うが、とり過ぎのようにも感じる。
なお天才は天才にしか投資しない。これは原則だ。リスクを取ったから天才であり、リスクの中から天才を見いだすのも天才ならではだ。


ただ現時点で、日本がインフレになったらどうなるのかだ。それがたった1%でもどうなるのかだ。
数字は見ていないし、その計算も出来ない。だが直感で言えるのが、インフレに対して賃金が抑制されると言う事だ。そしてこの抑制される領域が、広いと言う事だ。
例えば建設業の中では、請負という契約が増えている。つまり個人事業者が会社と契約すると言う形になっている。個人だから、この契約はあり得るものなのだが、雇用者が労働3法を禁避する為に行っていると思われる。
世間でよくある話しで、請負だから彼のミスは会社の責任ではない、そんな話しは多い。本来ならミスの発生はどの程度なのか、請負のその彼がどの程度なのかを判断して契約を考え、保険をかけるのが当然なのだ。だがそこまで余裕のある企業は、特に中小企業は少なくなっているのだろう。

なお請負契約だが、個人がここまで仕事をしたら良い、あとの時間は自由だ。そういった概念だが、実際はそんな概念ではない。契約時間より短時間で終わった場合、新たな仕事が発生して時間延長となる場合でも、それが契約時間内だったら、新規の契約と誰も考えない事だ。


解りにくいか?
請負雇用と言う構造が、賃金を抑制しているのだ。そして契約社員から、下請け会社の社員など、実質的な雇用形態が変化しているのだ。それらは賃金を抑制する方向で、一致している。1%のインフレは小さすぎて、彼らに転嫁されるだけになるだろう。


話しをあっというまに進めると、多分今の状況ではインフレが緩やかに進んでも賃金は上がらない。賃金を上げる切っ掛けが無いからだ。


この根拠は、歴史の話しだ。例えば最悪な日本の戦後では、インフレだったが労働力には価値があった。なので賃上げには可能な限り応じたが、実際福利厚生の充実で労働力を集める傾向があった。
だが社宅とかであり、それは会社の資産になるものだ。資産にもなって、福利厚生にもなり、社員を同じ所に住まわせる事で、一体感が生まれる。そういった効果を狙っていた所もある。


純粋に福利厚生を考えるなら、有給休暇を自由に取れるようにするべきなのでは?


さてここまでは左翼的かもしれない。

解っているのは、インフレになりそうな時に、遅延効果が起きるはずだ。
ある経済事象から経済が冷え込むまでの過程、そして景気が上向いても個人消費が遅れてやってくるそう言った過程だ。バブルの頃が最適な用例だろう。バブルがはじけても1年から二年は個人消費は伸びた。逆にこの20年間の間二回ほど小さな好景気があったが、個人消費が大きく伸びたとは実感できない。
景気が良くなったと誰もが思うようになるのには、良くなったと実感できるようになってからだ。つまりは自分の収入も増えて、周りも買い物をはじめたという両輪が揃ってようやく景気が良くなったと、感じるのだ。経済指標の動きと、実際の景気感がずれるのはこのためだ。
だが消費税のようにいつからはじまるのか、期限があるものはその直前に駆け込みでお金を使えば良い。ところが景気やインフレはいつはじまったかもわからない。なんとなくなのだ。だからいつ金を使えば良いのか全く解らないのだ。だから遅延効果が大きく出るのではないのだろうか。


賃金も遅く反映するのではないのだろうか。企業もインフレがはじまったあたりから、徐々に製品の値段を上げてゆければ良いが、取引先の関係もありそう一気には出来ない。明らかに原材料の高騰とかが見えるまでは我慢するだろう。当然賃金が上がるのは、製品の値上げ以降だ。
もちろん例外があって、生産効率を改善し価格据え置きで販売量が上がる場合は別だ。

インフレ率2%というのは微妙な数字だ。年収500万の人だったら10万円給料が下がった寸法になる。大きいと言えば大きいが、我慢できない数字でもない。月々8000円程度の出費増だ。もちろん夫婦喧嘩が増える数字ではあるが。
同様に農業も工業も、しばらくの間、1年くらいは我慢するのではないのか。そして先に製品の価格が上がり遅れて賃金が上がる。こういった事にならないのだろうか。


実のところ、日本人は需給関連以外の問題で起きたインフレ以外は知らない。戦後直後は確かに金融と実需のギャップがあったが、それ以降のインフレは強い需要に弱い生産力の問題だ。現在のデフレはこれと逆、強い生産力と弱い需要の問題だ。
これを金融手段を使ってインフレにしようというのが、今回のインフレターゲット議論になる。従来型の金利を引き下げて、企業に補助金を付けて、景気を上げて実需の増加を狙うと言う方法ではない。だがこの方法は有効には働かなかった。実需が無いからだ。
そこで市中の証券や債券を日銀が買い上げて、強制的に金をバラ撒こうと言うのが今回のインフレターゲットでの手法になるだろう。だが非常に怖い。何が怖いかと言えば金融のスピードなのだ。
ある意味帳簿操作みたいな手段だ。その帳簿を見ながら金融が金の出し入れをするのだ。それがどう転ぶのか本当の所は予測できない。そしてそのスピードなのだ。あまり良い用例ではないがイタリアの債券問題なんかが良い例だろう。悪い噂が出ました、あっという間に破産寸前までいきました。
フツーなら10年かけて破産なのに、リスクを嫌った金融が一斉に逃げ出したためにそうなったのだ。

最近の円安もそうだ。大統領選を前にドルが弱含みだったのとユーロ危機でファンダメンタルを超えた円買いが進んだ。それを日銀が重い腰を上げて対策をはじめたが、それでも円買いは収まらなかった。そうこうするうちに投資家の財布が円でパンパンになっていた。あとは切っ掛けのみ。オバマ続投が決まり、日銀の経済短期観測が景気の悪化といい、そして次期首相に決まった安倍総裁の今後の動向が市場に知られた瞬間に、どっと円売りになった。切っ掛けを待っていたのだ。そしてその一部の円が、リスクを取って、とは言ってもファンダメンタル超優良だったのに誰もがなぜか見捨てていた日本の株式に向かったのだ。
実はこのあたり投資家と投資家を相手にしている証券会社等との力関係もあるのかもしれない。投資家に対して証券会社はなぜこのファンドをこうやって運用したのか、説明責任がある。円が安全資産で有利と言っている時に、売ったりするのは限界がある。大きく動かすには明快な根拠が必要なのだ。それが切っ掛けを待つ事になる。


確かに経済学的には手段は間違ってはいない、インフレ誘導だ。さてどうなるのか。実需が弱いのに、インフレに出来るのかどうか。ゆるやかなインフレ誘導などではなく、一気にバキっとインフレになりそうな気がする。金融のスピードがそうさせる可能性がある。


インフレで誰が一番得をするのか。もちろん政府だ。2%のインフレで国債は98%づつ実質的に減ってゆくのだ。あと土地持ちが有利になる。


だがインフレで国債の額面を下げようと言うのは、とんでもなく危険だ。それこそバッと折れかねないだろう。
そもそも中曽根内閣の時の前川リポートが、まだ有効だと言うのが問題だ。これは日本の構造改革を提言したものだったが、未だかつて利害関係の海の中に沈みっぱなしだ。それでも20年前に比べれば進んだ方なのかもしれない。でもまだまだ足りない。TPP議論もそうだ。実は後ろには構造改革を嫌う向きがあるからなのでは?グローバル化する社会がとか平気で言うが、グローバル化から無縁でいられる国はメッカの太守たるサウジアラビアくらいじゃないのか?


とりあえずあまりいい話しにはなりそうにも無い。インフレで景気が良くなったと感じる事は、実は無い。あとから見れば景気がよかったと感じるかもしれないが、インフレの最中にはそういった事は誰も感じていなかったはずだ。思い出して欲しい。