盛岡の冬と言えば、夜中に冴え渡る星空だ。日中は曇りで気温が上がらず、夜に晴れ渡って、放射冷却現象を起こしてもの凄く寒くなるのだ。
今日は風があるので、厳密には放射冷却ではないのだろうが、日中の最高気温がー4.1度だ。これが昨日の夜に記録した温度で、そこからどんどん下がり続けて-9.8度まで下がった。平年最高気温が3度で最低気温が-4度なので、いかに平年よりかけ離れた寒波なのか解る。昨年の大晦日から正月がこんな感じだった。だがクリスマス寒波でここまでキツイのは、初めてのような気がする。
ここ最近の、積雪量と1時間ごとの気温変化を書き出してみた。12月18日から20日までと、25日から27日までの落ち込み方が尋常ではない。
幸いにして裏日本のように大雪でないだけで、12月としては記録的に寒いのではないのだろうか。今日はトイレの水道が凍った。最近電熱ヒーターの調子が悪いのだが、それだけではない。ちょうど東西に家同士の隙間があり、風が狭く強く通り抜けるのだ。まだ雪が多くないので、雪が風よけにもなっていない。そこにこの寒波だ。
今年の冬は平年並みの寒さで、雪は多いだろうと秋から予想していたが、ちょっと気持ちがグラつく寒さだ。気象庁の一ヶ月予報を見ても、お正月まではなんとか予測できるが、それ以降はどうもよくわからないようだ。29~30日にかけて雨が降るかもしれない。ただそれ以降の大晦日からお正月まで大雪になる可能性がどうも拭えない。
除雪の問題もあるので、もの凄く要注意だ。降れば大雪、これは今の所予測から外れていない