今日も高松の池に来ています。退屈なのに時間がない。矛盾しているが、そんな事って日常もの凄く多くないだろうか?だから近所となってしまう。
今日はけっこう人でにぎわっています。
まあそこでネタ探しにトンビなんて撮影しています。こうして撮影するとオナガガモを襲っているように見えますが、単にパンを狙っていただけ。同じく狙っていたオナガガモが逃げているだけ。
こうして撮影すると猛禽類だな~と感じます。
で、カラスと喧嘩します。カラスとトンビと言えばカラスの方が強いイメージガありますが、このトンビかなり強いです。ヒラヒラと攻撃をかわすだけでなくバックをとって威嚇したりします。片側の翼をわずかに縮めたりとカラス顔負けのアクロバティックな事をしています。
それでもカラスのしつこさに参ったようです。
またパンを狙います。
そしてまたカラスに追っかけられる。
人から教えてもらうまで、全然気がつきませんでした。ブラックスワンです。三羽もいます。
西オーストラリアの鳥なのですが、なぜここにいるのでしょうか。しかも三羽。迷い鳥としてくる事はあっても10年にいっぺんに1羽とか。ちょっと調べたら2007年に一羽来ていたようだ。この07年の黒鳥もかなり人なつこかったようだが、今回の三羽もかなり人に慣れている。
動物園から逃げて来たと言う説もありますが、足に鑑識が無いのですね。すると野生か。
しかしだ、思ったよりきれいじゃない。マガンのように毛並は荒いし、首の座りが悪くってグネグネしてなかなか決まらない。くちばしの赤もそこまで奇麗ではない。キンクロハジロやカラスのような光の反射で現れる構造色も無い。
遠くで眺める鳥のようだ。
というかこの超大型ガン・カモ類があまり好きでないだけだろう。
白鳥の群れがやってきました。
なおオオハクチョウの幼鳥。グレーです。とりあえず白鳥の事を見直しました。
ナゾの鳥発見。上空を飛んでいたのですが、アヒル並みにデカイ鳥です。水鳥っぽいです。なんでしょうか。
高そうな犬がやってきました。
またナゾの鳥が南に飛んでゆきました。黒鳥を教えてくれた人は鳥好きのようで、アレはなんだと話し合いましたが、カワウでもないしマガン?ヒシクイ?結局解らずじまいでした。
黒鳥は満腹のようです。水上に向かいます。
やはり水鳥は水の上が一番似合います。
しかしだ、オーストラリアに帰れるんでしょうか。
名前を付けましょうか。やっぱりバーツ、エンロン、リーマンでしょうか。ブラック・スワンですから。
前にも書いたと思うのですが、アフラックのコマーシャルのブラックスワンは、間違っていると思うのですが。滅多に無い事に備えるのが保険であって、ホワイトスワンがいい保険とは限らないわけで。風邪にまで保険が適用されますと言うなら、ホワイトスワンだと思うのだが。
単純に黒に悪いイメージがあるだけのコマーシャルは、どうもイマイチに感じる。大体鳥に悪い。
「え!アフラックの鳥!」そう言うお母様がいました。
そして王子を巡る争いが始まる…な訳は無い。
こうして二羽並べると互いの美しさがよく引き立ちます。
白鳥の大きな群れが通ってゆきます。
変わった事があると言うのは、何か不吉な感じを抱かせるものです。何しろブラックスワンですから。もうこうなったら、このまま営巣してもらいたいものです。あと一ヶ月で繁殖期なはず。
と、こんなに黒鳥を悪く言うのは私だけでしょう。自覚しています。
羽を広げると白い所があるようなのですが、見てみたいものです。明日も行って見ようかな。