今日も高松の池に来ています。ヒマだね~って、これでも時間を作って来ているのですが。今日は1時間だけです。
この黒鳥の羽ばたいている所を見たいから、たったそれだけなのですが、なかなか巡り会いません。
カモに餌をやっている人のちょっとしたイタズラ。手の平から指先へ餌をやっていると、モット欲しいと指の奥にクチバシを突っ込んでくるので、そこをギュっとします。
それでも逃げません。何度やられても逃げません。それでも野生か!
私としては、これをキンクロハジロでやりたいのですが、あとお風呂に浮かべたいのですが、さすがに彼らは野生です。オナガガモはチョット変わっています。
ビューっと風が吹いて、猛吹雪になりました。
で吹雪の写真を撮ったのですが、よく見ると白鳥が薄い氷の所を踏み外している写真にもなりました。
カラスの群れがいきなり飛び立ちます。時間的には早すぎるのですが、今日はそれだけ薄暗いと言う事なのでしょうか。
ミコアイサも飛び立ちます。
鳥にも雪が積もります。
白鳥になれるでしょうか。
白鳥まで後わずか!
強風で隊列がイマイチ揃わないようです。
それでも飛ぶオナガガモ。
ほんの少し薄日が射してきました。この間平均最大風速は8m/s、最大瞬間風速は14m/sでした。気温は-1.8度から-3.8度の間。大体は-3度、最低は-4.2度だったと思う。
今日の日中はこんな気温変化の激しい日でした。
雪も激しいと、カメラのオートフォーカスが狂ってしまいます。そう言えば中国のオエライさんが、アメリカのビーム兵器は、中国の大気汚染だと効果が無い、といって顰蹙を買っていたのを思い出しました。
ビーム兵器で死ぬ前に、大気汚染で死んでしまいそうだと言うのに。どこの国でも、右系の人はこういったミスを犯しがちです。
いきなり晴れます。世界は常にこうあって欲しいものです。
ニューズウイークの冷泉さんがとても面白いコラムを書いています。「ウクライナ問題、「苦しいのは実はプーチン」ではないか?」
何故かというと、ロシアは「引き受けているウクライナ国債」、「回収できていない天然ガス代金」、「ロシア系銀行によるウクライナ官民への貸付」の三重のエクスポージャー(価格変動リスクにさらされている資産)を抱えているからです。基本的にロシアとしてはウクライナは潰せません。最悪の場合は、ロシア自体に危機が連鎖します。
現時点では、ロシア軍の展開というのは「救済スキーム」の条件交渉のカードの一つに過ぎなくなっている、そう見るべきだと思います。おそらくはそのスキームにおける「カネ」の分担に関して落とし所はあるでしょう。気になるのはロシア通貨ルーブルの下落と、ロシアの株の下落ですが、3日の週明けに暴落した後は少し戻していますから、スキームが進展すれば何とか危機は回避されるものと思われます。
単純な考えでは、このストーリーはおかしいのです。でも黒海沿岸からロシアがいなくなった世界と言うのも恐ろしいものがあります。旧ソ連の民族移住や粛正が行われたのは、この地域の住民でした。ソ連の重しの無くなった今。世界でも指折りの紛争地域です。
そしてロシアのウニャウニャした所もおかしい。変な事を手を変えしなを替えで対応していますが、クリミア議会がロシア連邦への編入を要請、それに対してクリミヤの副大統領がロシア編入の是非を問う住民投票を3月16日に実施すると発表しました。
ロシア語を母国語とする旧ソビエト圏の外国人によるロシア国籍取得手続きを簡素化の方針、ロシア中銀のウクライナの銀行プリバトバンクのモスクワにある子会社モスコムプリバトバンクを一時的に管理下に置く。
なぜかこの当たりはとってもスムーズです。
ここまでもロイターの記事なのだが、EUの動きはもっと現実的だ。
欧州連合(EU)は6日、ウクライナ大統領を解任されたヤヌコビッチ氏など18人の資産を凍結すると表明した。
人権違反と国家資金流用の疑いがあるとしている。ウクライナのアザロフ前首相のほか、前検事総長、前内相、前法相なども対象となる。
ヤヌコビッチ氏とアザロフ氏の息子の名前も挙がった。
そしてオバマ米大統領は6日、ウクライナの主権や領土保全を脅かす関係者の米国内資産を凍結し、米入国を禁じる命令を下した。
すいません、ロイターのコピペばかりです
実はアメリカだけが浮いていて、EUとロシアのスキームは一致しているように思えるのは私だけだろうか。
冷泉氏は、「魑魅魍魎」と表現しているが、確かにそうだろう。
雪もやみ、落ち着いて来た所で黒鳥が一列で進んできます。まあこのカットで終わりと思って、カメラをしまいます。
すると黒鳥が羽ばたきをしました。
このやろう。
PS.今日一日でOCNのサービスが3回ダウンした。以前のハッキングのダウンでは無いと思うが、システム設計そのものに問題があると言われていたので、多分それなのだろう。ちょっと困る。メールのダウンは困った。