今日も夕方高松の池に行ってきた。あのドンドコ飛んでくる様子を見たかったわけではない。カラスの集積地がこの辺りになったので、それを見に来たのだが、結果カラスはほとんどいなく、白鳥が飛んでくる様子ばかりを見る事になった。
しかし野生生物はよくわからない。
今日はCNNのニュースがてんこもりで、すごい事になっている。「南アの北極グマ、パートナーの死に悲嘆」
「あの日、ワンは普通ではなかった」と飼育係は話す。いつもなら飼育舎に入ってきて旺盛な食欲を見せるのに、この日は死んだジービーの周りを歩き回り、一晩中離れようとしなかった。仕方なくワンを動けないようにして、ジービーの死骸を回収したという。
それからのワンは食欲をなくし、泳ごうともしなくなった。ジービーが生きていた時は、一緒に水の中で過ごすのが大好きだった。「いつもとても悲しそうに見えた。暑い日は泳ぐのが大好きだったのに、それもしなくなった」
なおオスのワン君は、日本生まれ。30年も連れ添った相手の死だからとはいえ、ホッキョクグマでも死は受け入れがたいもののようだ。それ以上に、野生の状態では嘆く事すらかなわない。そうゆう事なのだろう。
昨日は強風で飛来数が少なかったが、少なくとも200羽は飛来した。今日は500羽程度かと。カウントしていないのでよくわからない。
さてCNNは今日もてんこもり。「大気汚染の死者、世界で700万人に WHO」
世界保健機関(WHO)がまとめた統計によると、大気汚染を原因とする2012年の死者は世界で推定700万人に上り、その半数以上は調理器具などから発生する室内の煙に起因しているという。
(中略)
一方、屋外の大気汚染による死者は推定370万人で、低所得から中所得の国が80%強を占める。原因はディーゼルエンジンや工場の排気にあり、60%は脳卒中や心疾患などの心臓血管系疾患で死亡している。
いえ真面目にこの盛岡ですら最近ヤバイですね。例のPM2.5が今年に入ってからかなり高めです。一時は普通になったのですが24日当たりからかなり濃度が上がっています。問題は光化学オキシダントです。「光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上で、気象条件からみて、その状態が継続すると認められる場合に、大気汚染防止法第23条第1項の規定により都道府県知事等が注意報発令します。」ということで、今日は最大0.069ppmで「注意報を警戒する」数字でした。比較的風のある日だったので問題にはならなかったようです。
このところ明らかに中国から黄砂が来ています。まだ濃度は薄いのですが今週末にはかなり来ると思います。その時にこれらの数値がどうなるのか、気になる所です。
これも変な記事ですね。『道路に庭に、家の中にも――「回転草」大発生で住民困惑』これは映像で見た方がいい。もの凄い。確かに一番酷い所を切り取っただけかもしれないが、それにしても凄い。
西部劇でおなじみの、風で吹かれてコロコロ転がるまるっこい草ですね。 米コロラド州コロラドスプリングス南郊の住宅地に大量発生して、高さ1.8メートルのフェンスの高さまで積み重なっている場所もあるようだ。
何なんでしょうね。今年は降水量さえ多ければ更に発生するでしょう。
アオサギが飛んでいます。ブレてしまいました。
さてCNNは続きます。「グーグルグラスが生まれ変わる? イタリアの眼鏡大手と提携」
海千山千のウエアラブルですが、結局ここに来たのかと言うのが感想です。やっぱりファッションだね!そう言った事でしょうか。
個人的に直感や違和感を大切にしているので、すべてが検索可能な世界や、選択肢がガンガン目の前にやってくる社会って、動物としての人間の何かをブチ壊しているように感じます。いや選択肢がある人はいいですよ。無い人にとって邪魔なものかもしれません。欲をかき立てられてそれでオシマイ、と言うのが目立つ世の中になっているように感じています。
でも、その社会にもファションは生き残るとグーグルは考えたと思います。ここはさすがグーグルです。自分たちには出来ない、そう考えたのでしょう。とりあえずアップルを超えるためには絶対必要な事ですし。
で、「建築のノーベル賞「プリツカー賞」に坂茂さん、被災地で紙の住宅」
「プリツカー賞」やるな!と思いました。真面目な所確かに奇抜で、それでいながら人に優しい建築物はいっぱいあります。そしてシンボリックで、都市に輝きを与える建築は重要です。でもなんと言うか、ザハのように建築と言うより、土木という領域まで拡大してしまったわけです。持続可能とは思えません。
そう言った流れから、人と自然を取り戻す流れにあると思うのですが、それをもっと踏み込んだ坂茂氏に賞を与えたのは、快挙だと思います。
現在東日本大震災で、被災者住宅と言うものがありますが、緊急避難だからプレハブでいいと言う発想が強くて、住民からかなり不満が出ていました。そこを岩手県の住田町の被災者住宅は、マジメに作って好評を得ました。
そう言った意味では、人を取り戻すための家とは何か、哲学が無いと建築は意味をなさないと言い切ったようなものです。賞を与えた、ハイアット財団は実際凄いと思います。
大体本人が、なんで僕に?ですから。
大気汚染の話を先にしてしまったのですが、今日は午後から曇りなのですが、イロイロな濃度が上がっているようでどんよりした夕方です。
「米大統領警護隊員がオランダで泥酔、3人を帰国処分」
結構厄介な話です。
シークレットサービスでは約2年前、オバマ大統領の警備要員として南米コロンビア北部カルタヘナに滞在していたチームのメンバ―11人が、買春行為を含む職務規定違反の疑いで帰国処分となり、休職を命じられた。シークレットサービスは規定を強化するなどして再発防止に努めていた。
大統領のシークレットサービスとなればアメリカでもトップの人材なはずなのだが、このていたらく。なにが起きているのでしょうか。日本の沖縄問題と直結する話だと思います。
ニューズウイークに「弱腰オバマに人種差別攻撃が炸裂」と言う記事がありました。取り立てて言うほどではないのですが、差別とはそう言ったものだと言う事です。誰がどう見てももの凄い困難の時期の大統領なのは間違いが無いのですが。
池の表面に浮かぶのは、白鳥の毛ですね。それだけの数の白鳥が現在出入りしているようです。
ちょっとオソロシイ記事がありました。「尖閣国有化は間違い=維新・石原氏」
都が買い上げるのがいい、と言う話なのですが、完全に違う。正確に言えば、そこまで考えていたのなら石原氏が買うべきだった。都で買うと言う政治性で国を動かしてしまったのであって、どの政権でも尖閣諸島は国有化されただろう。
元々東京都にとってあまりもの遠隔地であって、東京都の財政を毀損する可能性(購入費用は寄附だったとしても維持費用がかかる。人の住んでいない土地だとしてもある)、いや東京のイメージを毀損する可能性すらあった。
誰を向いてかれはこんな事を言うのだろうか。そして石原氏は「天皇嫌い」という右翼でもある。
どうも彼の日本のイメージが、アナーキストを超えてぶっ飛んでいる、そう考えた方がいい。
年が年でもある。でもここまで酷い発言を出来る政治家はそうざらにいない。民主党のせいにすれば何とかなると言う、その根拠が全くないからだ。
そうそう、私にとって今日最大のニュースは、ニューズウイークのコリン・ジョイス氏のコラム「イギリス人なのに僕が犬を大嫌いな理由」
動物愛護で有名なイギリスなのだが、その飼い犬での事件が10年間で多発していると言う。
犬にかまれて病院に行く人は年間約6000人。しかも、この十年で急増中だ。犬が起こす事件は推定年間21万件で、痛ましいことに盲導犬が殺されることも多いと聞く
そしてついに、政治も動き出したようだ。人を襲って殺害した犬の飼い主に、終身刑を含む厳罰を科す新たな法案が提出されたのだ。危険運転で人の命を奪った者に、終身刑の判決が下されることがあるのと同じだ。現行法では、最高2年の禁錮刑でしかない。新法案では盲導犬(訓練に費用が掛かり飼い主の生活には欠かせない存在だ)を殺した犬の飼い主にも、厳しい罰則を求めている。
日本はヨーロッパやアメリカに習って動物愛護の精神を学んで来た。そしてペットを管理すると言う概念を取り入れつつある。その最先端であるイギリスで何が起きているのか!
動物愛護は、ほどほどでないといけない。そう言った事例だろう。
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YouTube: 20140326高松の池・白鳥混雑
とりあえず今日の混雑ぶりを、ムービーにしてみた。