どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

世界最大の航空機事故

2014-03-14 23:47:08 | インポート
大変不幸な事故なのだが、未だ持ってよく解らない。壮大なミステリー劇となっている。


私は未確認飛行物体に寄って連れ去られたと言う説を支持しているが、そういった超技術以外では摩訶不思議な事件になっている。



なんとウイキがもうまとめている。ちょっとおかしいだろ。ウイキにしては。




マレーシア航空370便は中国南方航空とのコードシェア便(中国南方航空748便)[2]でもあり、2014年3月8日午前0時41分(現地時間)、12人の乗員を含む239人を乗せてクアラルンプール国際空港を出発した[3]。370便は同日午前6時30分に北京首都国際空港に着陸予定であった。370便は離陸の約50分後、ベトナム南部の海岸近くの海上を航行中[4]の午前1時30分を最後に、クアラルンプールの西南西約15kmにあるスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)の管制当局との交信を絶った。救難信号などは出されていなかった。




集合知のウイキらしからぬ記事です。ロイターの方がいいかもしれません。


交信を絶ったどころではなく、本来ならばこの機体に備わっている自動救難信号も出ていない。墜落してもそう言った装置は動いて墜落地点を発信し続けるわけだが、それが突然消えてしまった。そこが今回のポイントです。
まとめはロイター・ニューズウイークがいいと思います。


さてこの事故のわけの解らなさは、まずは産經新聞の記事から。



香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは9日、北京行きのマレーシア航空機が消息を絶ったことに関連し、中国の最高指導部が8日、軍に対し、北京中心部に近づこうとする不審な民間機があれば撃墜するよう緊急命令を出したと伝えた。




そして中国は、人工衛星10機を墜落したであろうエリアを監視対象にします。で、これがどういった事かと言えばムチャクチャなお金が掛かるわけです。軌道修正までかけたようで、それでは衛星の寿命が縮まってしまう。100億円単位のプロジェクトとなります。


これだけだったら、中国が自国の失敗を隠すためと思われるのですが、この機に中国人が多数乗っていた事から、中国国内の世論が沸騰、中国共産党らしい即断即決の判断だったと思います。



基本的に中国の仕業では無さそうです。何しろ日本の自衛隊が探索するのに感謝の意を述べています。




中国国内では恐ろしい事になっているようです。





そして不法パスポートでのイラン人の登場です。これは関係ないとされています。多分そうでしょう。シーアのイラン(この二人がそうだとは限らないが)が、スンニのウイグルにテロ要員を送り込むかどうか。でも偽旅券はあまりもの謎です。





でもこれが全部解ったのは11日。どうもテロリストでは無さそうだと言う事になっていますが、それならなぜ偽パスポートで?と謎が残っています。

私の直感では、この二人はテロリストではないと思います。まあ予備軍かもしれませんが。中国もそれに同意しているようで、そこが面白い所です。



ただ最近の中国の集団通り魔事件、ついに2件目が出ましたが、これをテロと言うのは問題があります。ある組織が政府に対抗するために行うのがテロです。そしてそう言った組織を取り締まれない政府に対して、民衆が不満を持つようにするために、無差別殺人を行います。
犯行声明はその不安を煽るためにします。最近ではいちいち犯行声明を出さないテロもあります。場合に寄っては自分たちがやったのではないが、さも自分たちがやったように声明を出す集団があります。


それらがない、刃物を振り回して人を殺す集団と言う異常性は、テロと言うよりもっと別なものがあると考えています。
論理性のない所です。締め付けが厳しく爆弾を作れないにしても、自分たちが政府に対抗できる実力を見せなければテロは成り立たないのです。

刃物を振り回す集団、多分狂信者の集団でしょう。そんな集団が生まれる背景には中国のネット状況があり、そこで小さな集団が生まれて、この通り魔事件になると考えています。


日本の通り魔が単独行動に対して、集団行動になる中国にはもう一つの理由があります。貧富の差です。ジニ係数が0.4を超えていると言われていますが、0.7なのではないのかとも言われています。異常な値です。でもこのジニ係数は社会保障等のサービスを入れていない場合の係数だと思います。
でも中国の福祉政策が30年前と同じ、いやもっと酷くなっている可能性もあります。共産主義国家なのに、福祉政策はアメリカ並みです。それではジニ係数が下がったとしても0.5以上なのは間違いが無いでしょう。
これが理由の一つだと考えています。
基本的に日本の通り魔と同じ不満なのですが、そのレベルが違う、そう言った事があると思います。
とりあえず、社会発展の最終段階であるはずの共産主義に、革命が起きる可能性があります。






さてマレーシア政府ですが、対応が悪いと言うか、錯乱しています。朝令暮改だらけです。細かい事を言ったらきりがないほどの混乱です。そして中国が発表した衛星写真からの位置には、ベトナムが確認しましたが、その残骸は発見されませんでした。
インド洋で墜落かとも言われていますが、飛行計画から言っても逸脱し過ぎですし、なぜレーダーから消えたかも解りません。



さてその謎は、マレーシア航空の経営問題があるかもしれません。破綻寸前です。お金があればボーイングと契約して機体のメンテナンス情報をリアルタイムで交信するシステムがあったりするのですが、それらを一切契約していなかったようです。

基本的に最新の安全確認のシステムが入っていない状態であった。そしてどうもマレーシア国内の航空管制システムが、かなり異常に機能していなかった可能性が出ています。
そしてこの機体に乗っていた副機長が、ある意味フレンドリーすぎる人でコクピットに乗客を平気で招くような人だったと解っています。




さてこのミステリーはまだまだ続きます。解っているのは、機体を捜しているが、犯人探しが疑心暗疑で続いている事です。この異常行動と通信の途絶え方は、ミサイルで撃ち落とされた可能性がまだ残っています。



ガルシア マルケスなら本当におもしろおかしく書くんだろうな。全くの国際政治ですから。




いっぱい人が死んだのは確かだ。例え10年後この機体がアフリカで飛んでいる事が発見されていたとしてもだ。