どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

雪が降るあなたも来ない

2015-01-31 00:05:12 | 日記

 

久しぶりの大雪になりました。現時点で12センチ積もりました。

 

 

計算上どうこうしても明日は雪かきです。そうするとイロイロ逆算すると泳げる日は今日だけです。最低一週間に一回は泳ぎたいのですが、8日空くのはどうかと。

実は昨日のブログで怒りをぶちまけてしまって、二日酔いです。逡巡しながらまあ行くかと。するとバスが遅れに遅れて乗り継ぎに間に合わなくなる寸前でやってきました。諦めて泳ぐ事にします。

 

 

2000メートル泳いだ。今日は丁寧に泳いだつもりだ。この丁寧と言うのはなんというか身体の動きを最適化すると言うものなのだが、だからキャッチの位置を少し変えてみるとか、イロイロ細かく変えながらいいポジションを捜して行く作業になる。なので体中の皮膚感覚を総動員しながら泳いで行く。水の流れがどうなっているのかを観察する作業でもある。

分け解んないでしょ。私も分け解らないんだけどしっくり来る。

 

 

ゆぴあすに行くと喫茶「響」に寄る言い訳が出来る。そこが魅力なのだが、プールにはカチオン系の界面活性剤が微量入っている。よくあるアニオン系界面活性剤はマイナスの電荷を持ったもので、カチオン系はプラスの電荷を持ってる。アニオン系はシャンプー、カチオン系はリンスと言えばいいだろうか。

柔軟剤もそうだが、プラスの電荷を持っているのでプラス同士の反発力が強い。だから髪の毛サラサラとかタオルフワフワになる。繊維や髪の毛につくとその反発力でくっつかなくなるからだ。プールになぜそれが入っているかと言えば、タンパク質の多くがマイナス気味なのでカチオン系がくっつきやすくなる。ようは髪の毛だ。それを使って浄水槽の最初のフィルターで分離しやすくなると言うのがある。空気中ではサラサラになるものが水中ではベタベタになると言うのを使っている。

ところがこれが肌についた塩素を放してくれないのだ。だから水泳後は石けんなりのアニオン系の洗剤で洗った方がいいのだ。しかし一般的にプールのシャワー室は洗剤禁止だ。なのでそのまま「響」にゆくと舌がおかしいまま行く事になる。

だけど塩素と言うのは変なもので、私は匂いにかなり敏感になる。いつもの自分の体臭でなくなっているのだ。そのせいだと思う。

これはメリットでありデメリットだが、体臭よりは他人に迷惑をかけないだろう。

 

 

「響」でトスカニーニ指揮のワーグナー・ジークフリート第1幕第2・3場、メルヒオールとトローベルのをかけてもらった。

やっぱりね。やっぱり名演ですね。肌がザワザワして塩素臭くなりました。しかしオーディオにおける余裕と言うかキャパシティと言うのは何なのでしょうか。この古い録音をうまく再生してくれるこの余力は凄いものがあります。

うん。凄かった。あれは楽器だね。

 

 

ということでポチってしまったデ・サーバタ。我が家には一枚しか無いデ・サーバタなんで買ってみたら、最悪の録音でした。1951年でこれかよと言う感じです。どうもLPから起こしているような感じです。でもサーバタ感がたっぷりです。フルトウェングラーとカラヤンとトスカニーニの間に埋もれていますが、重要指揮者なのは間違いがありません。モダニズムと言う観点では先駆者の一人です。

とはいえ音が悪すぎる。1937年のトマス・ビーチャム指揮のトリスタンとイゾルテと比べても悪い。このディスクだって聞きたくないとお蔵入りしていたものだったが、この前発掘したものだった。

サーバタはもしかすると録音そのものが少ないのかも知れない。原盤もかなり失われている可能性はある。