さて草食化を否定する気は全くない。むしろ肯定したい。
何年前からだろうか、女性に対してのアンケートで好きなタイプの男性はというと、優しそうな人と言う答えが多かった。最近では、優しいんだけどワイルドと言う具合だろうか。基本優しいのは変わっていない。
この場合の優しさと言うのはどういったものなのだろうか。多分なのだが、気が利く男なのだろうか。記念日のプレゼントとかは言うにおよばず、気分や機嫌を敏感に察知すると言う事なのだろう。単純に家事分担ではない。
問題は優しさなのだ。基準が無いのだ。なので全方位的に優しくなければいけない。方法論も無いし、大体心の問題だろう。そしてコミュニケーションの問題でもある。一方的な優しさは意味が無いし有害だ。
草食化と、母性の問題は大きすぎる。母を泣かせてみろ?世間はどういうか。世間の50%は女性で、世論形成の80%は持って行っているのではないのか?男性にとって母と言うのはある意味タブーだ。最高の味方でもあるのだが、最悪な存在だ。敵対してはいけない相手なのだ。そうだな、アメリカと日本の関係みたいなものだろうか。これは父性に属するもののように考えられているが、甘えっぷりは母恋しと言った具合がある。
そういった状況化で高度なコミュニケーション能力を培えるかと言えば、それは無い。母性と言う圧倒的な自信に男性はどこかやられてしまっている。もちろんうまくいっている家庭も多い。
実は気になる言葉がある。あの子は優しかったと言う言葉である。これはとても多い。イジメ関連で多く出てくる言葉だ。だが私の見る限り、その事件の加害者が優しくなかったと言う事は無い。もちろんこれは加害者側から出てる言葉の印象で語っているので、どうかとも思うが、母性と言うのはそういったものだ。
解りにくい話しばかりして来たが、フト思った。最近日本人が留学するのが減って来たと言う事と、それに対するマスコミの反応だ。
まず草食化男子の増大だが、彼女を作るのと増大化した母性の間をとるためには優しさを追求する必要がある。その上で母性に寄かかっていないように見せるため、尖ったファッションとかしたりしているだけで、あまり意味が無い。実際母をないがしろにする男は嫌われる。これもまた二重に草食化を推進させる。
マスコミはこの草食化と日本の経済を同じまな板に載せて語っている。これは頂けない。本質的に文化の問題であって、男がんばれではあまり意味が無い。大体男男しているのでもてているのは昔っからいないじゃないか。筋肉でもてるのは高校野球のエースまで、あとはどうなるのか。優しそうな男か。
日本人の高校生がなぜ世界の大学に留学しないのか、実は簡単。日本人の親が手元に置きたがっているだけだ。特に母がそうしていると思う。
その上選択肢が増えている。入れる大学が増えているし、高校も国内の大学の中しか考えていない。
更に1992年のアメリカでの日本人留学生殺人事件があった。あのハロウインなのに、自宅に入ったとして射殺された、理不尽な事件だった。これ以降日本人のアメリカの留学は減った。
そしてニュージランドの語学留学の学生が地震でなくなったのもあると思う。
少子高齢化で大切に育てた子供をみすみす危険に放り込む親はいない。日本は電車の中でしゃがみ込んでゲームをしていても安全なのだから、日本にいた方がいいとほとんどが判断するだろう。
草食化と言うのはそういった現象であって、彼らが悪い訳ではない。人生二度あればなんとかできるかもしれないが、それは無い。
むしろその問題に切り込まないマスコミや識者が悪すぎる。
男が単純すぎるほど単純で、複雑すぎるほど複雑なのを忘れた、単純な議論が多い。
何年前からだろうか、女性に対してのアンケートで好きなタイプの男性はというと、優しそうな人と言う答えが多かった。最近では、優しいんだけどワイルドと言う具合だろうか。基本優しいのは変わっていない。
この場合の優しさと言うのはどういったものなのだろうか。多分なのだが、気が利く男なのだろうか。記念日のプレゼントとかは言うにおよばず、気分や機嫌を敏感に察知すると言う事なのだろう。単純に家事分担ではない。
問題は優しさなのだ。基準が無いのだ。なので全方位的に優しくなければいけない。方法論も無いし、大体心の問題だろう。そしてコミュニケーションの問題でもある。一方的な優しさは意味が無いし有害だ。
草食化と、母性の問題は大きすぎる。母を泣かせてみろ?世間はどういうか。世間の50%は女性で、世論形成の80%は持って行っているのではないのか?男性にとって母と言うのはある意味タブーだ。最高の味方でもあるのだが、最悪な存在だ。敵対してはいけない相手なのだ。そうだな、アメリカと日本の関係みたいなものだろうか。これは父性に属するもののように考えられているが、甘えっぷりは母恋しと言った具合がある。
そういった状況化で高度なコミュニケーション能力を培えるかと言えば、それは無い。母性と言う圧倒的な自信に男性はどこかやられてしまっている。もちろんうまくいっている家庭も多い。
実は気になる言葉がある。あの子は優しかったと言う言葉である。これはとても多い。イジメ関連で多く出てくる言葉だ。だが私の見る限り、その事件の加害者が優しくなかったと言う事は無い。もちろんこれは加害者側から出てる言葉の印象で語っているので、どうかとも思うが、母性と言うのはそういったものだ。
解りにくい話しばかりして来たが、フト思った。最近日本人が留学するのが減って来たと言う事と、それに対するマスコミの反応だ。
まず草食化男子の増大だが、彼女を作るのと増大化した母性の間をとるためには優しさを追求する必要がある。その上で母性に寄かかっていないように見せるため、尖ったファッションとかしたりしているだけで、あまり意味が無い。実際母をないがしろにする男は嫌われる。これもまた二重に草食化を推進させる。
マスコミはこの草食化と日本の経済を同じまな板に載せて語っている。これは頂けない。本質的に文化の問題であって、男がんばれではあまり意味が無い。大体男男しているのでもてているのは昔っからいないじゃないか。筋肉でもてるのは高校野球のエースまで、あとはどうなるのか。優しそうな男か。
日本人の高校生がなぜ世界の大学に留学しないのか、実は簡単。日本人の親が手元に置きたがっているだけだ。特に母がそうしていると思う。
その上選択肢が増えている。入れる大学が増えているし、高校も国内の大学の中しか考えていない。
更に1992年のアメリカでの日本人留学生殺人事件があった。あのハロウインなのに、自宅に入ったとして射殺された、理不尽な事件だった。これ以降日本人のアメリカの留学は減った。
そしてニュージランドの語学留学の学生が地震でなくなったのもあると思う。
少子高齢化で大切に育てた子供をみすみす危険に放り込む親はいない。日本は電車の中でしゃがみ込んでゲームをしていても安全なのだから、日本にいた方がいいとほとんどが判断するだろう。
草食化と言うのはそういった現象であって、彼らが悪い訳ではない。人生二度あればなんとかできるかもしれないが、それは無い。
むしろその問題に切り込まないマスコミや識者が悪すぎる。
男が単純すぎるほど単純で、複雑すぎるほど複雑なのを忘れた、単純な議論が多い。
賛否両論なゆとり教育だが、悪いばかりではない。
音楽がそうだ。毎年大学生の演奏会とか聞きに行っているが、年々向上しているのがよくわかる。特に卒業発表会とかになると、平成元年生まれあたりから明らかに表現力が違う。これがだ、確かに専門の過程だったりすると、教授法のメソッドがとても良くなったとか、楽器の質の向上とか普及とか、音楽家の数が増えたこと、その子弟がいたりする事などがあると思う。時代の進歩が生んだのだと。だがそうでもない子の演奏でも十分な表現力を見せたりする
スポーツでもそうかもしれない、Jリーグのスクールや硬式野球のジュニア・シニアリーグ出身の選手が目立つ。体操もそうだ。ただスポーツ全体ではそうでもないのは、スポーツの教授法の会得が難しいからだろう。名選手が必ずしも名コーチや監督になれる訳ではない。その上学校教育の延長線上では、かなり難しいものがあるのは昔っからだ。
とはいえ音楽では、各自の音楽性が昔より高くなったとはいえ、合奏とかになると個性が喧嘩し合う場面に出会ったりする。一つ頭を飛び抜けた個性がいると、引っ張られてもの凄い事が出来たりするのだが、そこがうまくいかない所によく出会うのが残念な事だ。
多分なのだが、ゆとり教育で余った時間を振り分けた結果、表現力の強さなどがましているのだろう。スポーツもそうなのだろう。時間配分が増えたのだ。ただ皆で遊ぶとかと言った事が減っているのが良くない事なのかもしれない。
スポーツで例外があるとすれば、柔道かもしれない。個人競技なのに集団性を重視しすぎた結果変な事になっている。もうそろそろ死亡事故No.1のスポーツになりそうだ。
なぜこんな事を書いているかと言えば、ちょっと衝撃を受けた事があったからだ。
今日夜7時からNHK FMでニュースを聞いたあと眠たくなったからラジオをつけたまま横になった。ところがなにか異様な感覚に捕われて目が覚めた。聞こえてくる音楽はどうもピアノコンチェルトのようなのだが、ピアノがオケを食っている。
ラフマニノフのピアノコンチェルト3番だ。凄いソロに引きずられてラジ録で録音しようと立ち上げたら、そこに出ていた文字に目が釘付けになった。これは第81回日本音楽コンクールピアノ部門本選会なのだ。
正直言うとこのコンクール、たまにスゲーという演奏はある。でもたいていはどうでもいい演奏が多い。それでもこのところ明らかに凄くなって来ているのだ。
ボーっとした頭で、ピアノソロを聞いていたがどうもオーケストラの音が聞こえてくる。この演奏はもの凄い解像度なのだ。あの音の固まりの中にべつなメロディーが隠されていたり、複雑な音色が別々に隠されていたのであった。それがエモーショナルな表現で、特にすばらしい左手が驚くべき音を作り出している。
これが大学生か?そもそも日本音楽コンクールと言えばテクニック重視のコンクールで、ラフマニノフをもってくるのか?
このコンクールで1位は当然このラフマニノフ3番を弾いた反田恭平さんと思うだろう。強敵がいたのだ。なんとプロコフィエフのコンチェルト3番を弾いた務川慧悟さんだ。
ハイ~なにこれ、これってコンクールで弾く曲じゃないよ。有名になって多少失敗してもゴマカせられるステージテクニックを身につけないとムリだよ。ちなみにラフマニノフもプロコフィエフもこのコンクールで初の作曲家。ラフマニノフの二番ではなくていきなり3番も凄まじいが、プロコフィエフというのは過激だ。
ちなみに、この曲をへたくそが弾くとどうなるのか、ミスタッチが全くなかったとしてもですよ!特にプロコフィエフは、音楽に聞こえないものに成り下がるのですよ。ラフマニノフはまだきれいなメロディーがありますからいいのですが。むき出しの構造のマッチョな曲ですから。それにしても驚きだ。
さて今回のコンクールの結果ですが、このピアノ部門、二位無しの1位タイでこの二人が受賞です。副賞で反田さんが一つ多く受賞した程度で、マジでヤバイ演奏です。コンクールですので指揮者も伴奏に徹しているのですが、もうこの二人にかかるとマジで絡んで来ています。いやそうしないと男じゃないでしょうコレ。ラフマニノフのピアノソロから管楽器が絡んでゆく所なんかコンクールとは思えない一体感でした。プロコフィエフなんてこれってなに、といった一体感です。二位無しで3位のベートベンも凄い演奏なのですが、もうかわいそう。
ゆとり教育以降、天才が増えている。これは間違いが無い。
凡人にはゆとりの恩啓は少ないのかもしれない。この天才っぷりを聞いていればそう思う。それが今の議論なのだろう。
だが、もしかするとゆとり教育の問題は、単純に前の世代とのコミニュケーションの方法が変わっただけで、以前から言われているような学力低下とは関係ないのかもしれない。
さてこの演奏だが、抜粋なのが残念だが、BSプレミアムで11/30(金)AM6:00~6:52、この枠で放映するようだ。気になる人は聞いてもらいたい。
音楽がそうだ。毎年大学生の演奏会とか聞きに行っているが、年々向上しているのがよくわかる。特に卒業発表会とかになると、平成元年生まれあたりから明らかに表現力が違う。これがだ、確かに専門の過程だったりすると、教授法のメソッドがとても良くなったとか、楽器の質の向上とか普及とか、音楽家の数が増えたこと、その子弟がいたりする事などがあると思う。時代の進歩が生んだのだと。だがそうでもない子の演奏でも十分な表現力を見せたりする
スポーツでもそうかもしれない、Jリーグのスクールや硬式野球のジュニア・シニアリーグ出身の選手が目立つ。体操もそうだ。ただスポーツ全体ではそうでもないのは、スポーツの教授法の会得が難しいからだろう。名選手が必ずしも名コーチや監督になれる訳ではない。その上学校教育の延長線上では、かなり難しいものがあるのは昔っからだ。
とはいえ音楽では、各自の音楽性が昔より高くなったとはいえ、合奏とかになると個性が喧嘩し合う場面に出会ったりする。一つ頭を飛び抜けた個性がいると、引っ張られてもの凄い事が出来たりするのだが、そこがうまくいかない所によく出会うのが残念な事だ。
多分なのだが、ゆとり教育で余った時間を振り分けた結果、表現力の強さなどがましているのだろう。スポーツもそうなのだろう。時間配分が増えたのだ。ただ皆で遊ぶとかと言った事が減っているのが良くない事なのかもしれない。
スポーツで例外があるとすれば、柔道かもしれない。個人競技なのに集団性を重視しすぎた結果変な事になっている。もうそろそろ死亡事故No.1のスポーツになりそうだ。
なぜこんな事を書いているかと言えば、ちょっと衝撃を受けた事があったからだ。
今日夜7時からNHK FMでニュースを聞いたあと眠たくなったからラジオをつけたまま横になった。ところがなにか異様な感覚に捕われて目が覚めた。聞こえてくる音楽はどうもピアノコンチェルトのようなのだが、ピアノがオケを食っている。
ラフマニノフのピアノコンチェルト3番だ。凄いソロに引きずられてラジ録で録音しようと立ち上げたら、そこに出ていた文字に目が釘付けになった。これは第81回日本音楽コンクールピアノ部門本選会なのだ。
正直言うとこのコンクール、たまにスゲーという演奏はある。でもたいていはどうでもいい演奏が多い。それでもこのところ明らかに凄くなって来ているのだ。
ボーっとした頭で、ピアノソロを聞いていたがどうもオーケストラの音が聞こえてくる。この演奏はもの凄い解像度なのだ。あの音の固まりの中にべつなメロディーが隠されていたり、複雑な音色が別々に隠されていたのであった。それがエモーショナルな表現で、特にすばらしい左手が驚くべき音を作り出している。
これが大学生か?そもそも日本音楽コンクールと言えばテクニック重視のコンクールで、ラフマニノフをもってくるのか?
このコンクールで1位は当然このラフマニノフ3番を弾いた反田恭平さんと思うだろう。強敵がいたのだ。なんとプロコフィエフのコンチェルト3番を弾いた務川慧悟さんだ。
ハイ~なにこれ、これってコンクールで弾く曲じゃないよ。有名になって多少失敗してもゴマカせられるステージテクニックを身につけないとムリだよ。ちなみにラフマニノフもプロコフィエフもこのコンクールで初の作曲家。ラフマニノフの二番ではなくていきなり3番も凄まじいが、プロコフィエフというのは過激だ。
ちなみに、この曲をへたくそが弾くとどうなるのか、ミスタッチが全くなかったとしてもですよ!特にプロコフィエフは、音楽に聞こえないものに成り下がるのですよ。ラフマニノフはまだきれいなメロディーがありますからいいのですが。むき出しの構造のマッチョな曲ですから。それにしても驚きだ。
さて今回のコンクールの結果ですが、このピアノ部門、二位無しの1位タイでこの二人が受賞です。副賞で反田さんが一つ多く受賞した程度で、マジでヤバイ演奏です。コンクールですので指揮者も伴奏に徹しているのですが、もうこの二人にかかるとマジで絡んで来ています。いやそうしないと男じゃないでしょうコレ。ラフマニノフのピアノソロから管楽器が絡んでゆく所なんかコンクールとは思えない一体感でした。プロコフィエフなんてこれってなに、といった一体感です。二位無しで3位のベートベンも凄い演奏なのですが、もうかわいそう。
ゆとり教育以降、天才が増えている。これは間違いが無い。
凡人にはゆとりの恩啓は少ないのかもしれない。この天才っぷりを聞いていればそう思う。それが今の議論なのだろう。
だが、もしかするとゆとり教育の問題は、単純に前の世代とのコミニュケーションの方法が変わっただけで、以前から言われているような学力低下とは関係ないのかもしれない。
さてこの演奏だが、抜粋なのが残念だが、BSプレミアムで11/30(金)AM6:00~6:52、この枠で放映するようだ。気になる人は聞いてもらいたい。
まず衆議院を解散した野田首相の、キレっぷりが面白い。自民党が世襲政治から離脱すると言っているのに守っていないじゃないかとか、とてもトゲのある発言ばかりしている。政権運営のためいろいろ言う事を我慢していたんだなとホントに感じる。
野田首相が毎日街頭演説をしていたというその実力が、よくわかる1週間だった。
そういった中、安住経済大臣が民主党はTPPなど選挙マニュフェストに盛り込むが、鳩山元首相はそれに反対している。反対し続けるなら民主党公認から外すと言いはじめた。安住大臣がいい加減な人物だと言うのは有名だが、チト虎の威を借るキツネだ。とはいえ野田首相の、民主党内に対するブチ切れ方が伺える発言だろう。
そこまでも民主党は分裂していたのだ。とりあえず誰もが「あたらしい公共」なんてもう言っていない。
とはいえ民主党オーナーである鳩山元首相にクギを差す、これがもうこの政党の脱皮ぶりが伺える。というかキレまくっている。
自民党はどうなのかと言えば、この前まで勝利の美酒に酔いしれていたようで、何か千鳥足。なんで安倍を総裁にしたのか、今後が問われるだろう。
それでは維新の会とか石原元東京都知事の太陽の党とかは、なんと支持率が下がっている。減税日本はそっぽを向かれている。そりゃそうだ。もう政権をになった事が無い上に実行力が無かった民主党の事がある。有象無象にそっぽを向くのが有権者だ。
ちょっと気になるのは政党・大地とみんなの党だ。この辺りが伸びてゆくのではないのだろうか。生活第一は小沢さんの問題が解決したが、小沢一郎から脱皮してゆく努力が見えない。そのへんが残念な感じになっている。
そもそも国政選挙だから、地元代表の人間がいてもいいが、政策をマネージメントするといったタイプのエリートが求められているのが今日だろう。小沢一郎がイギリスの2大政党を念頭に置いているのは確かと思うが、やはり政党の組織が政治家を育てる能力があるのかどうか、そして地元でなくとも通用する政治家を育てられるのかが問題になりそうだ。今の所地盤・看板・血縁を超える政治家を作れるかどうか、今の政党にはその能力は無い。
さて中国は下馬評通りの体制になった。今後どうなるのかは今の所解らない。だが今の所解っているのは、中国がもの凄い閉塞状態に落ちいると言う事だ。それはバブルの崩壊とかではない。共産党独裁の自由経済主義と言う壮大な矛盾が出てくると思う。
ただ私は中国共産党独裁は以外といいと思っている。アジア的発展の方法論だからだ。だがどこかで転換が必要だ。それが今後10年に出てくればありがたい。今の所の中国は戦前の日本をまねしているようにしか思えない。もちろん中国なりのしたたかさがあるが、理想と現実のギャップが日本帝国主義と同じ、むしろ対外的に納得させられる理想が全くない分、最悪だと思っている。チベットとかウイグルに自治すらも与えないと言うのは、欲に走っているとしか言えない。
アメリカの帝国主義と言うのは、そういた意味では洗練されている。そして普遍性がある。自由だ。
ただそれも今現在、州が合衆国から独立したいとか言いはじめている。何を考えているのか解らないが、ほとんどのアメリカ人が海外に行った事も無いと言われている。とても地域主義的なドメスティックな国民性でもある。だから州が独立するべきだと言う議論になるのかもしれない。
だがアメリカは理念で出来ている国家だ。共産主義国家以上に高度に人為的だ。それを忘れてしまうのはどうなのかと思う。自分たちがバラ撒いた理念とシカゴ学派の自由主義経済が、回り回って自分たちを侵している事を認められないらしい。つまりグローバリゼーションが、白人優位と言う幻想を打ち壊して、能力がある人なら誰でもということになっているのに、それに気がつかない。
なお日本もそうなのだ。日本人優位論はもうそろそろ終わるべきだろう。そもそも日本人ってこんなものと言った共同幻想とオサラバするべきだ。それでもある価値共有は日本人は出来るだろう。どんな変人でも日本人は、ある一定の価値を共有していると、観察しているからだ。
再選後のオバマ大統領のスピーチはこうだ。
「君が黒人であろうが白人であろうが、ヒスパニックでもアジア系でもアメリカ先住民でも、若くても年取っていても、金持ちでも貧しくても、健常者でも体が不自由でも、同性愛でも異性愛でも、努力をする気持ちさえあれば、ここアメリカでは成功できるのです。
私はそんな未来をあなたたちと一緒に実現できると信じています。なぜなら政治家が言うほど、この国は分裂していません。評論家が言うほど、我々はシニカルではありません。我々は、個人的な野心よりも大きな目的を持ち、支持政党の違いに関係なく団結するのです。それが真のアメリカ合衆国の姿なのです」
さて、中国にも韓国にも日本にも言いたい。こういった理念を持てるかどうかだ。アメリカ型は良くないと言われているが、方向性は間違っていない。
さて衆議院選挙だが、ほぼガラポン状態だと思う。どうなるのかはほぼクジ運だろう。
野田首相が毎日街頭演説をしていたというその実力が、よくわかる1週間だった。
そういった中、安住経済大臣が民主党はTPPなど選挙マニュフェストに盛り込むが、鳩山元首相はそれに反対している。反対し続けるなら民主党公認から外すと言いはじめた。安住大臣がいい加減な人物だと言うのは有名だが、チト虎の威を借るキツネだ。とはいえ野田首相の、民主党内に対するブチ切れ方が伺える発言だろう。
そこまでも民主党は分裂していたのだ。とりあえず誰もが「あたらしい公共」なんてもう言っていない。
とはいえ民主党オーナーである鳩山元首相にクギを差す、これがもうこの政党の脱皮ぶりが伺える。というかキレまくっている。
自民党はどうなのかと言えば、この前まで勝利の美酒に酔いしれていたようで、何か千鳥足。なんで安倍を総裁にしたのか、今後が問われるだろう。
それでは維新の会とか石原元東京都知事の太陽の党とかは、なんと支持率が下がっている。減税日本はそっぽを向かれている。そりゃそうだ。もう政権をになった事が無い上に実行力が無かった民主党の事がある。有象無象にそっぽを向くのが有権者だ。
ちょっと気になるのは政党・大地とみんなの党だ。この辺りが伸びてゆくのではないのだろうか。生活第一は小沢さんの問題が解決したが、小沢一郎から脱皮してゆく努力が見えない。そのへんが残念な感じになっている。
そもそも国政選挙だから、地元代表の人間がいてもいいが、政策をマネージメントするといったタイプのエリートが求められているのが今日だろう。小沢一郎がイギリスの2大政党を念頭に置いているのは確かと思うが、やはり政党の組織が政治家を育てる能力があるのかどうか、そして地元でなくとも通用する政治家を育てられるのかが問題になりそうだ。今の所地盤・看板・血縁を超える政治家を作れるかどうか、今の政党にはその能力は無い。
さて中国は下馬評通りの体制になった。今後どうなるのかは今の所解らない。だが今の所解っているのは、中国がもの凄い閉塞状態に落ちいると言う事だ。それはバブルの崩壊とかではない。共産党独裁の自由経済主義と言う壮大な矛盾が出てくると思う。
ただ私は中国共産党独裁は以外といいと思っている。アジア的発展の方法論だからだ。だがどこかで転換が必要だ。それが今後10年に出てくればありがたい。今の所の中国は戦前の日本をまねしているようにしか思えない。もちろん中国なりのしたたかさがあるが、理想と現実のギャップが日本帝国主義と同じ、むしろ対外的に納得させられる理想が全くない分、最悪だと思っている。チベットとかウイグルに自治すらも与えないと言うのは、欲に走っているとしか言えない。
アメリカの帝国主義と言うのは、そういた意味では洗練されている。そして普遍性がある。自由だ。
ただそれも今現在、州が合衆国から独立したいとか言いはじめている。何を考えているのか解らないが、ほとんどのアメリカ人が海外に行った事も無いと言われている。とても地域主義的なドメスティックな国民性でもある。だから州が独立するべきだと言う議論になるのかもしれない。
だがアメリカは理念で出来ている国家だ。共産主義国家以上に高度に人為的だ。それを忘れてしまうのはどうなのかと思う。自分たちがバラ撒いた理念とシカゴ学派の自由主義経済が、回り回って自分たちを侵している事を認められないらしい。つまりグローバリゼーションが、白人優位と言う幻想を打ち壊して、能力がある人なら誰でもということになっているのに、それに気がつかない。
なお日本もそうなのだ。日本人優位論はもうそろそろ終わるべきだろう。そもそも日本人ってこんなものと言った共同幻想とオサラバするべきだ。それでもある価値共有は日本人は出来るだろう。どんな変人でも日本人は、ある一定の価値を共有していると、観察しているからだ。
再選後のオバマ大統領のスピーチはこうだ。
「君が黒人であろうが白人であろうが、ヒスパニックでもアジア系でもアメリカ先住民でも、若くても年取っていても、金持ちでも貧しくても、健常者でも体が不自由でも、同性愛でも異性愛でも、努力をする気持ちさえあれば、ここアメリカでは成功できるのです。
私はそんな未来をあなたたちと一緒に実現できると信じています。なぜなら政治家が言うほど、この国は分裂していません。評論家が言うほど、我々はシニカルではありません。我々は、個人的な野心よりも大きな目的を持ち、支持政党の違いに関係なく団結するのです。それが真のアメリカ合衆国の姿なのです」
さて、中国にも韓国にも日本にも言いたい。こういった理念を持てるかどうかだ。アメリカ型は良くないと言われているが、方向性は間違っていない。
さて衆議院選挙だが、ほぼガラポン状態だと思う。どうなるのかはほぼクジ運だろう。
初雪が降った。今日は最低気温がマイナス3度になりそうだ。もうそろそろ花の季節は終わり、雪の季節になる。
そこでいま終わりに近づいた、小菊を巡る散歩に出た。これはウチの小菊。ファンファーレという品種だ。
家の外にはみ出して咲いている小菊ばかり撮影しているが、これは咲き始めは紫で白に変わってゆく品種。
白い小菊ばかり集めてもかなりある。左下の菊は大輪系の菊のようだが、栽培条件では小さく咲く。
ピンク系だけでもかなりある。左側と右上の菊は品種もののようだが、不明。ほとんどが交雑種のようだ。
小さな赤い実がまぶしいです。
菊はとっても交雑しやすく、種もとても小さいのでいろんな所に飛び散って咲いています。なので元はなんだったか解らなくなります。特に品種ものが交雑して種がこぼれて、元の品種が消えて交雑種が残ったりするのでしょう。
また近所から株を譲られたりして、同じ花が多くなっているのもあるのでしょう。
雪がちらついています。
宿根アスターのようです。青が冴えています。
ハマギクです。今の菊の原種になった菊と言われています。
石と小菊、そして斑入りのジンチョウゲがきれいな庭。
黄色の小菊ばかり集めてみました。もの凄い多様性です。
レンガ色の小菊です。こうして見ると黄色とレンガ色がかなり交雑しているようです。白と赤も交雑しやすいようです。もの凄く変化があるので集めようと思えば黄色並みに集められるのですが、ちょっと多すぎてあきらめてしまいました。
また菊は生えている環境でかなりの変化をします。例えば品評会に出す大ギクの品種をそのまんま庭に植えると冴えない中輪の菊に変わります。挿し芽や挿し木をして、栄養を調整しないとあの大輪にはならないのです。表現系と言うのですが、この差も小菊でも大きいように感じます。
所々でアパートの建設や改築が目立ちます。
小雪がちらついているのですが、写真にはよく写りません。
線路脇に小菊がいろいろ咲いています。今日の散歩の範囲は上田1~3丁目、材木町・長田町・梨木町・西下台とかなり広いのですが、目立つのはこの写真に写っている品種と、白~ピンク系の品種です。もうほとんどがこれらの品種の交雑の組み合わせのようです。
ツワブキが咲いています。こうして見るとツワブキは結構植えられています。
イソギクです。好きな花なのですがなかなか庭に植えるチャンスがありません。
一番多かった花です。こうして花を見ながら、秋の終わりを過ごしました。
冬がきています。アスパラガスの枯れた葉がきれいです。
この時はもう4時頃ですが、手袋が無いと寒くて辛くなってきました。
レーダーナウキャストを見ると、細い筋状の雲が見えます。典型的な雪雲の形です。この下では雪が降っているのでしょう。