イヤ~妙に苦労したタピオカ入りゼリーです。きっかけは飲み屋での会話。ザクの頭の中にカラータピオカのポワンポワンが浮いていれば可愛いんでないの?とのリクエストがあった事です。問題はタピオカにさわった事が無い事。一度食べた事があるかどうか。この時点で試行錯誤。4回実験しました。あとは分量等の試行ですね。何かうまくいかない。
でなにが問題化と言えば、このリンゴワインで作ると決めた事だった。こういった遊びにはチトお値段が高い。ワインとしては1400円は安いが、ゼリーにしてしまうのは高い。なので失敗が許されない。
なおこの盛岡のワイナリーの五枚橋さんですが、かなりおいしいワインを作っています。特にこのリンゴシリーズは醸造所で手絞りにする手間ひまのかかった、ものです。お値段もお手頃です。
しかしだ、五枚橋さんを一番良く見かけるのはホームセンターでいつもつなぎ姿で歩いている。ワイナリーの経営者と言えば優雅なイメージがあるが、実際はかなり大変なんだなといつも思っています。
このところ目をチョコで作っていますが、これもこのゼリーのために試行錯誤して来たもの。ココアを練って作る方がきれいにできるが、手間を考えてチョコレート55gに水80ccを溶かしゼラチン5gを入れて薄くのばしたもの。これに冷凍イチゴに砂糖をかけて赤の色素を出して、水と合わせて煮だして液が大体80ccになった頃にゼラチン5gを入れて目の穴に入れて赤目を作ります。これをテンプレートを作って切り出して。型に貼付けて、型に合わせて切り直して出来上がり。
自分でこれを書きながら、疲れを感じてしまいます。
ワイン300ccに砂糖5gでビターに仕上げます。寒天2.5gを煮とかし、粉ゼラチン5gを溶かし、最後に板ゼラチンを一枚溶かします。なぜこういったレシピになったかと言えば材料が微妙に中途半端な量になったから。
この溶かした液にワイン350gを入れてゆっくりかき混ぜながらさましてゆきます。
タピオカを入れて、更にドロっとなるまで冷やします。
ドロっとなってタピオカがすぐに沈まなくなるくらいになったら、型に入れて冷やします。
こう書けば簡単なのだが、前々回の失敗からゼラチンの扱いが神経質になって疲れます。そしてゼラチンの配合が多いので、ドロっとしてから固まるまでの時間が長いのです。なので延々ゼリー液の前でオタマでかき混ぜ続ける事になりました。タピオカが崩れて来たり。
真剣にやってたのですが、タピオカが偏ってしまいました。残念。
実はこの皿の下に、イチゴのゼリーが余っていたので水で薄めてちょうどいい固さにして流し込んでいます。このゼリーが少し赤く見えるのは、このゼリーの影響です。甘さ付けもかねています。
さてとなりのザクにしてみます。いつもと逆向きになってしまいました。