タラの芽の時期より2週間遅れくらいでホヲキノタ山のコゴミが盛期を迎えた。オラの知る限り、静岡県では長野県境の北の果てにしか自然には生えていない。渓流釣りの際に、半信半疑でコゴミの株を持ち帰って来たが、掛川の暖地でも、川根の山間地でもちゃんと居ついて、増殖している。但し渓流沿いの自然のコゴミに比べると、細い。
ホヲキノタ山でたくさん採れた。いい香り。灰汁が無いので、何の料理にも合うが、軽く茹でてお浸しがいいし、天ぷらももちろん美味しい。
1週間も経つと、伸びすぎて採り時を逸する。今のうちに散れるだけとっておかねばならない。幸いにも、軽く茹でて冷凍にしておけば、保存がきく。
数週間前、スーパーで太いコゴミではあるが、5本ぐらいのパックで500円ぐらいで売っていた。貴重な山菜なのだ。でも長野県や岐阜県では普通に生えている。