水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・441」

2015-01-02 19:26:35 | Weblog



カルテ番号 ひ・7(2)

樋口新太郎は20代半ばから登山にはまった。
何が良くて山に登るのか、未だにわからない。
理屈はつけられるが、それは後から付けた理屈だ。
本当のことはわからない。
何故、現在に至るまで山に魅かれているのか、わからない。

麻薬を扱ったことはないが、例えればそのようなものだ。
理屈ではなく、どうしても山に魅かれてしまう。
時間があれば、山に登る。
当然、大きな組織の仕事にはつけない。
資金が貯まれば、数日から数週間山に入ってしまう生活だ。

山関係のアルバイトやアウトドア関係のアルバイトで暮らしていた。
一度結婚をしようと思った女性がいたが、別れることになった。
山と家庭とどちらか選んで、と言われた。
山を捨てる事など出来ようはずが無かった。
自分でもバカだと思う。
間違っていると思う。
だが、山から離れるなんて無理なのだ。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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