カルテ番号 ふ・5(36)
藤川良恵は戸惑いがちに答えた。
「思えば叶う、って事でしょうか?」
院長はにっこり笑った。
「そういうことです。
先ほど、主体は物質、あるいは肉体と話しました。
今は、主体を心、あるいは意識にした話です。
真逆ですが、どちらも言えると思います」
精神世界では、よく言われる言葉だ。
「思えば叶う。
でも、それには条件が付くのです。
そうでなければ、この世はメチャクチャになります。
例えば宝くじ、例えば受験、例えば恋愛成就。
思う人は沢山いるのです。
そして、それぞれが真剣に思っているのです。
ですが、叶うのは一人だけ、あるいは限られた人数だけ」
そうなのだ。
この言葉は矛盾に満ちている。
思えば叶う、あるいは思い続ければ叶うというのは一部だけだ。
「嘗て、そして今も世界征服をしたがる国があります。
あるいは、戦争状態では双方の国、国民が自国の勝利を願っています。
ですが、現実は双方が勝利、ということはありえません。
あれは、叶った人が言う言葉であり、結果論なのです」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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