ある気功師・502
私は治療しながら話をする。
しない時もあるけど。
そのヒントが最初の母親の話だった。
事故にみせかけた悪意の犯行。
それが本当かどうかはともかく。
Bさん親子は今でも相手を恨んでいる。
その恨みが回復できない原因ではないかと思った。
例え相手がどんなに悪意があっても、原因は相手ではない。
受け取る側の恨みの方が、様々な不都合を起こしてしまう。
生命は正義や正誤ではなく、自分側の問題なのだ。
そういう事を、ゆっくり話しながらの気功治療だった。
やがて、恨みの心が薄くなるにつれ回復が進んだ。
骨よりも頭が不調だったのは、そういう事だと思った。
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