ある気功師・679
同じ雑木林の細い道を引き返すと妙な事が起こった。
声ではないが、何かが私を呼ぶ。
雑木林は巨木が幾本もある。
それらには注連縄が巻かれていた。
その中の一本が私を呼んでいる気がした。
М氏には先に車に戻ってもらった。
どうしていいかは考える事もなかった。
自然にその巨木に触り、抱きつくようにした。
意味は行動の後からわかる。
この九州での治療はかなり厳しいものだった。
気功治療はどうしても相手からのモノを受ける。
ホテルに帰ってから自分への気功治療も欠かさない。
それでも障りは残ってしまう。
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