水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・110」

2021-04-20 22:32:59 | Weblog




山・24

魔の山、谷川岳には天神平というスキー場がある。
ゴンドラに乗り、1400メートル上がった谷川連峰の一部にある。
そのコースの一つにコブだらけのアイスバーンの急斜面がある。
今はどのスキー場も圧雪車でゲレンデを平らにし、滑りやすくしている。
だが当時はスキーヤーの滑るにまかせたコースだ。
急なコースのゲレンデはコブが出来る。
コブというのは、モーグルという競技にあるデコボコだ。

私は地元がスキー場だらけだ。
一応、どんなコースも滑れる。
もちろん特に上手いなどとは言えない。
地元で上手いというのは、日本でも上位に入る。
オリンピック選手も出ている。
上手いとはいえないが、地元なりの滑りはできる。

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「迷想中・迷走中・109」

2021-04-19 21:53:18 | Weblog




山・23

閑話休題。
山は身体や精神の崖っぷちの姿を見せる。
ギリギリの身体の反応。
隠れた、隠した精神との対応。
それらの状態からの自分の意思決定。
なかなか、止められない・・・
やはり、マゾの世界かも・・・

だが、数年間しか真面目に登っていない。
同じ山岳会員の5歳先輩がスキーの選手だった。
30歳過ぎて国体で上位になる。
年々上位になる。
その姿にあこがれ、実力も無いのに真似をした。
そして、右膝を壊したからだ。

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「迷想中・迷走中・108」

2021-04-19 00:26:36 | Weblog



山・22

常識外の出来事に幾度も体験する。
そして、どうやら常識外ではない、と気づく。
それまでの常識が狭すぎたのだ。
科学的というのは小さすぎなのだ。
法則は一つではないと気づく。

○○学は一部しか取り上げていない。
それというのも、真実は一つ、と思い込んでいるからだ。
例えば、血は骨髄で作られる、というのが解剖学の常識だ。
だが、ある条件では腸で作られる、という説がある。
その他でも作られる事がある、だろう。
現代の学問では非常識だが、事実はいろいろなのだ。
それらを勘違い、知識不足としているのが現状だ。
本当の知識不足は、現代の学問や科学なのだが。

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「迷想中・迷走中・107」

2021-04-17 22:18:59 | Weblog




山・21

生命や身体だけではない。
この世の法則。
科学的常識。
それらは二つ以上の道がある。
世界がある。

私は40歳になってから「氣」の使い手となる。
いや、「ある氣」の中継装置となる。
すると、この世の常識や法則の外の世界を知る。
知るというよりも、外の世界に出入りする。
この世で知っている事、範囲は1%も無いかもしれない。
一般的には、奇跡というマレな出来事と出会う。
しょっちゅう出会う。
やがて、奇跡は日常の中に普通に転がっている、と知る。

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「迷想中・迷走中・106」

2021-04-16 22:10:19 | Weblog



山・20

生理学ではありえない身体の反応。
喉を通った感覚で身体中が水分を認識している。
それが皮膚の外まで水分を出す。
そんなことは医学的には間違いだ。
だが、事実。

その後、生理学と事実の違いを幾つも体験する。
そして私は気づく。
身体、生命は二つ以上の順路がある。
通常の場合と非常の場合。
それ以外の場合もあるだろう。

学問は通常の場合のみだ。
生理学は通常の科学的学問だ。
誰でも、いつでも、同じ反応。
水分は補給してから吸収するまで一定時間かかる。
それが汗となるまで、更に時間がかかる。
それが医学的な生理学というものだ。

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「迷想中・迷走中・105」

2021-04-15 21:50:33 | Weblog


山・19

水分を飲んで、身体に吸収されるまでの時間。
約30分といわれている。
だから水分補給は不足してからでは遅いのだ。
少しずつ、小まめに補給するのが基本だ。

ある時の縦走。
通常二泊する工程を一泊で縦走した。
かなりバテ気味だった。
休むと一分くらい眠ってしまう。
汗も出なくなり、呼吸も苦しかった。
脱水症状なのかもしれない。

その時の水分補給の体験だ。
身体が渇いているのを自覚している。
一口、二口と水を飲む。
すると、
その瞬間、
顔から汗が噴き出るのだ。

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「迷想中・迷走中・104」

2021-04-14 22:09:50 | Weblog




山・18

後に治療の道に進む。
学校にも入る。
そこで生理学を学ぶ。
水分は胃と腸から吸収される。
肝臓に運ばれ、心臓に運ばれ、動脈となる。
そして末端の毛細血管になる。

身体は常に一定の状態をキープする仕組みがある。
例えば体温。
例えば脈拍。
上がりっぱなしでは生命の危機になる。

山に登ると汗をかく。
体温が上がるから汗で身体を冷やしている。
その状態が続くと、汗も出なくなる。
顔に塩が出る。
汗が渇いて、塩分だけが残る。

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「迷想中・迷走中・103」

2021-04-13 21:32:22 | Weblog



山・17

非日常で体力、精神力の限界に迫る。
魅力はそんなところから発現する事がある。
体力がギリギリになると、感覚が鋭くなる。
普段は気づかぬ空気の肌触り。
香り、空気の色、空気の密度など。

まさしく山の雰囲気。
気配、自分との距離。
それらは勘となって教えてくれる。
その勘と、自分の欲のせめぎ合い。
ここで止めろ、と勘がささやく。
もう少し行きたい、と欲が出る。
勘は自然からのメッセージが含まれている。
そんな事に気づいたのは、ずっと後だった。

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「迷想中・迷走中・102」

2021-04-12 21:49:28 | Weblog



山・16

一緒に登る仲間がいる。
パーティという。
私は山岳会の仲間だった。
しかも先輩。
一般のペースよりも早く登る。
当然、疲れる。
かなり、疲れる。

すると、思う。
誰か「休もう」と言わないかな。
自分の根性無しが頭を持ち上げる。
といって、自分からは言いたくない。
そんな思いで登り続けるのだ。
決して、素敵なものではない。

やっと頂上に着く。
もう登らなくていい。
少しは休める。
景色よりも一段落ついた事が嬉しい。
山の魅力は自分の内部にある。
しかも、陰の内部と向き合うところにある。

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「迷想中・迷走中・101」

2021-04-11 21:59:18 | Weblog




山・15

綺麗な景色ではない。
達成感や征服感でもない。
もちろん世界のトップクライマーではないのだ。
そこらの山に登ったくらいで評価など上がらない。
いいね、とか、すごいね、など本気では誰も言わない。
まぁ、通常、そんな言葉はお世辞だ。
(どうでも)いいね。
(うわべの)すごいね。

魅力は、自分の見たくない部分と向き合える事だ。
精神的にも肉体的にも、マゾ・・・
自分の肉体を虐める。
体力の少なさ、を自覚する。
精神の甘さ、弱さ、根性の無さ、を自覚する。
それが、やめられなくなる。
まさしく、マゾ・・・・

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