今朝は早くから出掛ける用事があってその帰り道、胸に染みわたるような朝の
澄んだオゾンを胸一杯に吸いながら、気持ちの良い散歩をしてきました。
早朝散歩の人も多く、「おはようございます」とあいさつを交わしながら公園を一
巡り、辺りの街路樹(メイプル・モミジ・イチョウ・ブナなど)の紅葉は、既に散り始
めているようで、散ったばかりのモミジ葉を少し掻き集めて持ち帰りました。(これ
がほんとの紅葉狩り)
きれいなモミジをテーブルに敷き詰めて、スケッチしていると、深紅や黄色の葉っ
ぱも、時間の経過とともに足早に退色して行きます。・・・・
色鮮やかな秋色も、枝を離れるとともに急速に枯葉(色)となって土に還るんです
ね~。
この丘も、もうじき白一色の銀世界となり、やがて草木は雪の下で力を貯えて、若
葉色の芽吹き(希望)の春がやって来ます。
「若夫れ春去り夏来り秋と更り冬と換るは、四時の法度なり。日暮れ夜継つぐは、
一日の則なり。宇宙間の森羅万象一つとしておのづから法度を有せざるはなし」
<坪内逍遥・小説神髄より>
(先日、散歩道の脇の藪で見付け、持ち帰ったカラスウリの実)
~今日も良い一日を~