今日も、ワンちゃんの日課の散歩で、松江城周辺の散策に出掛けてみました。
二の丸下の段の石垣沿いを歩いていると、野面石垣の隙間、すきまにピンク色の可憐な花が
咲いるのを見つけました。
ブログを始めてから、季節の移ろいを感じながら、丁寧に自然観察をする様になりましたが、
ハートの四つ葉(常に幸せ?)に、雑草にしては鮮やか過ぎるピンクの、この花を観るのは初
めてで、花で名前が分からない。
記憶に留めて家に帰ると、早速、調べに調べた結果、「ムラサキカタバミ」だと言う事が分かり
ましたが、花の解説文これがなかなか面白い。
江戸時代に外来、帰化した花で、開花の時期を迎えると、同じ花弁が、朝に開花して夕暮れに
閉じる、これを3日間繰り返すと言います。
この不思議な花の咲き方は、この花が「光を感じると花を開く」「気温が上昇すると花を開く」と
言う二つ性質からくるものの様です。
さらに「開花から約10時間後に萎む」という性質もあるそうで、花が夕方になると閉じるのは、
「一日の終り」だからという意味ではなくて、朝開花してから、たまたま10時間後が夕方だとい
うことなのだそうです。
また、開花には気温や朝の日照が関与しているのに、萎む時は単に約束の10時間が過ぎた
からと言うのもとても面白い。
この可憐で美しい花を観るチャンスは、3回(30時間)だけ与えられると言うのも、何やら人生に
おいて、頑張れば与えられると言われる、3回のチャンスに似ている気がします。
~今日も良い一日を~
~松江城・二の丸下の段の石垣~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます