市内のあちこちに植えられている、街路樹の「キョウチクトウ」の花が街角の風景
を和ませてくれる季節になりました。
インド原産のこの花、和名の 「夾竹桃」は、葉の形が竹・花が桃の花に似ている
ことに由来するそうです。
暑さを好み、乾燥や大気汚染にも強く、真夏の今が開花の真っ最中ですが、それ
にしても、今年のこの暑さを一体どう思っていることでしょう。
キョウチクトウは、一重八重、赤、白、ピンクとあって、とても綺麗な花ですが「綺
麗な花には毒がある?」ってやつで、樹・花・果実・種の全体に強い毒を持ってい
ます。(樹を焼いた煙にも、また腐葉土にも1年は毒性が残ると言われます。)
子供の頃、夾竹桃の葉を千切ると、白い乳液の様な樹液?が出ることから、ふざ
けて友達にくっ付ける仕草をして遊んだりしましたが、今に思えば、恐ろしや・・恐
ろしや・・・・です。
アレキサンダー大王がインド遠征の折、一小隊がインドの川原において、食糧補
給する際に、川原に生えているキョウチクトウの枝を削って肉を刺し、焼いて食べ
たため、毒にやられて一小隊が全滅したと云う逸話が残されています。
美しいものには気をつけましょう???
~今日も良い一日であります様に~
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