実は。昨日UPの「ダニー・ボーイ」は、この「ロンドンデリーの歌」が元歌なんですよ。 ケルチィック・ウーマンによる歌でしたが、他に有名どころでは、アンディ・ウイリアムスやルネ・クレミング等の歌手が歌っています。
以下:Wikipediaより
※「ダニー・ボーイ」(Danny Boy)は、アイルランドの民謡であり、「ロンドンデリーの歌」として知られる旋律に歌詞を付けたものである。 この旋律は「ダニー・ボーイ」のほかにも数多くの歌詞で歌われる。 イングランドの弁護士、フレデリック・ウェザリーの作である。 元々は別の曲のために1910年に作られた詞だったが、それは広く知られるには至らなかった。 1912年にアメリカにいる義理の姉妹から「ロンドンデリーの歌」の楽譜を送られると、彼は翌1913年にその詞をこのメロディーに合うように修正して発表した。 女性の立場で男性に別れを告げる歌として解釈できる内容だが、この歌は男性歌手によっても多く歌われてきた。また両親や祖父母が戦地に赴く息子や孫を送り出すという設定で解釈されることも多い。 ※
二木紘三のうた語物より
日本語詞:なかにし礼
1 おおダニーボーイ いとしきわが子よ 2 おおダニーボーイ いとしきわが子よ
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イギリスの法律家で作詞家のフレデリック・エドワード・ウェザリ(1848~1929)は、1910年に『ダニー・ボーイ』という詞を書きました。
これにつける適当なメロディがないまま寝かせておいたところ、2年後の1912年、アメリカに住んでいた義妹が『ロンドンデリイ・エア』の楽譜を送ってきました。 それを見たウェザリは、『ダニー・ボーイ』がこの曲によく合うことに気が付き、元の詞を若干手直しして、このメロディに当てはめました。 『ダニー・ボーイ』は、1913年にニューヨークで発行され、まもなく世界に広まりました。
ウェザリの詞は、私には恋の歌のように感じられたこともありますが、Danny boy(ダニー坊や)とあるので、やはり母子の別れの歌とみるべきでしょう。
2番の最初の行の「all the flowers are dying」のところを、「all the world is dying」や「all the roses are dying」としているヴァリアントもあります。「all the world is dying」だと、出征したわが子を思う母の思いというイメージがとくに強くなります。
『ダニー・ボーイ』が発行された年は、第一次世界大戦勃発の前年で、世界中が戦争の予感におびえていた時でした。
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