経済だけが目標の社会 精神を麻痺させる元凶
・内山節(うちやまかかし)氏・・・プロフィル
東京都市出身の哲学者 東京都群馬の山村との二重生活をは始めて半世紀になる。 立教大学教授・東大講師を歴任。 NPO法人「森づくりフォーラム」代表理事 主著に「内山節著作集」「<いのち>の場所」など 70歳
新聞(地方紙の『羅金盤』)に、自然を愛する哲学者の記事が載っていたので切り抜きにして置いた。 「ちょっと気になる見出し」でもあり、ここに取り上げて置きたいと思う。
【要約すると】~経済はこの社会を維持するため大事な要素であるが、それは社会を守るための手段、道具でしかない。 ところが現代世界では、経済発展が目的化され、社会正義よりも、経済を優先する精神が広がった。 根本的なものが転倒してしまったのである。・・・今なお経済発展だけが目指されつづける。・・・ 経済だけを目標にした社会は、この社会にとって、大事なことを解決して行こうとする、精神を麻痺・退廃させる。 この精神構造から抜け出さないかぎり、私たちの世界は壊れ続けることになる。
哲学者(自然回帰・森づくりフォーラム)の視点から、現代世界を一刀両断にした、考えさせられる一文ではないかと思った。
今日の野鳥は、「ドバト」「キジバト」
ここまでが ↑ ドバト
(玄関先でお出迎えの我が家のキジバト笑)
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