(2012・5・24)
先日、境港に行った帰りに「水木ロード」に立ち寄って見ました。
街全体がゲゲゲ一色、鬼太郎像や妖怪七変化アイテムで一杯、
平日と云うのに県外や外国人観光客も多く、水木さん、故郷の
活性にこれだけ貢献できてきっと満足なことでしょう。
私は、正直言って、「ゲゲゲの鬼太郎」はじめ、 アニメそのもの
には、失礼ながらそれほど関心がある訳ではありません。
でも、某局の朝ドラ「ゲゲゲの女房」を見て以来、 水木しげる自
身にに共感するところ大で、水木さんのファンになりました。
あの時代(下積み)の漫画作家の例に漏れず、売れない時代を
爪に灯ともしながら、一心にマンガを描き続けて力を蓄え、世に
出た後も、決して威張らずものに動じることのない、虚心坦懐な
人柄。
いつか自身の漫画についてコメントを求められ、 「カビ臭いまん
がです。」と自嘲的に語ったこの一言、ここに現在の水木マンガ
人気の秘密が凝縮されている様な気がします。
「生涯を懸けて一つの事に一心に打ち込む」こと、それは素晴ら
しい事だと思います。
そんなことを思いながらの、ロード散策となりました。
~今日も良い一日を~
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