群馬県にある八ッ場ダムです。「やんばダム」と読みます。
私たちが群馬にいた頃、キャンプへの道のりでよく通っていました。
とてつもなく大きな要塞のような建築物が、山間に建っていました。
ちょうど、民主党政権に代わり、ダムの建設中止が決まり、工事がストップし、そのまま放置されている状態でした。
その時に、この建築物にどれだけの巨額の税金を投与したのだろうか・・と考えたものです。
ここまで作っておいて中止~?無駄遣いじゃないの・・?と。
反対に、きれいな吾妻渓谷を潰してまでダムを作る意味があるのだろうか・・とも。
月日は流れ、政権も代わり、先月、工事再開していたダムが完成したそうです。
そして、台風19号。
ZIPで放送されていたのですが、このダムが水がめの役目を果たし、東京の街を救ったのだとか・・。
このダムのおかげで、東京都内を流れる河川の水位が10センチ程度下がったそうです。
10センチ・・?と思ったのですが、専門家によると、千曲川の氾濫が堤防の上を2~3センチ越水したことにより生じたので、10センチは大きな意味がある・・と。
う~ん、八ッ場ダム、活躍したのね~。
あんなダム作って何になるのよと思っていただけに、八ッ場ダムの快進撃は、ちょっとうれしいです。
ただ、今回は、試運転中でダムが空っぽの状態だったので、満水近くまで水を貯めることができたそうです。
ということは、次回は、ある程度水が貯まっている状態からなので、あまり効果は期待できない・・?
地球温暖化で、ますます豪雨災害は増えるのでしょうね・・。
東京だけでなく、地方都市の治水工事も急務だと思います。
令和2年は、災害の無い年になってほしいものです。
P.S
トイレで寝なくても・・。
それにしても、くうのサイズがどんどん大きくなっている気がする~。