次郎の頭の湿疹が恐ろしい事になってきた。
皮膚科でもらった薬が全く効かない。
そりゃあ、菌も慣れてくるんでしょうね・・。
もう、耐性菌に置き換わっていたりして・・。
寝ると湿疹がつぶれるらしく、痛くて寝れない・・と言う。
そんな事を言ってきたのが、土曜日の午後。
おいおい、皮膚科、どこも閉まってるだろ。
そして、探し回ると、午後もやっている皮膚科を1件発見!
行くと、待合室も、ぎゅうぎゅうの大混雑。
待っている途中、施設から来たであろうおじいちゃんがヘルパーさんに押されて車いすに乗って入ってきました。
その皮膚科は、古くて、待合室も狭いし、待合室の椅子と椅子の間も狭い。
車いすを入れると、ちょっと通り抜けるのが困難な状態になった。
なので、人が通る度に車いすを動かしては、人を通す。
そういった作業を繰り返していた。
それ以外は、ヘルパーさんは、車いすの横にしゃがみこんでいた。
さすがに、それは大変だな・・と思って、横のソファに座っていた私が、「座ったらどうですか?」とソファを勧めてみたのですが、仕事だからなのか、「いえ、大丈夫です」と言って、一向に座ってはくれなかった。
15分以上待ってたかな~。
あまりにも場所を取る車いすを迷惑に思ったのか、「車いすが邪魔になっているようなので、車に戻って待ちますので、順番が来たら教えてもらえませんか?」と受付の人にお願いしていた。
が、受付の人は、「迷惑じゃないですよ。もうすぐ順番ですから、ここで待っていて下さい」としか言わない。
ヘルパーさんとしては、心苦しくてそう申し出たはずなのだから、尊重してあげてよくない?
順番がきたら、携帯に電話すればいい話だし・・。
で、結局、それから30分以上待たされていた。
ちょっと、その受付の方の態度に、イライラさせられた私。
待たせることに慣れてない?思いやりが足りないんじゃない?臨機応変にできない?
そのおじいちゃんも、自分の父と重なって見えて、申し訳なさそうに頭を垂れていたのがせつなくて・・。
ヘルパーさんも、通る人に頭を下げてばかりだった。
そんなに、恐縮しなくても・・。
年を取るってことを、痛いほど見せつけられたような気がしました。
病院の受診も、自分1人ではできない。
施設に入所していても、病院にかかることはあるでしょうから、その時はヘルパーさんが付き添います。
そのヘルパーさんの献身的な姿がすごく印象的でした。
「もう少しだから待っててね」とやさしく言う姿は、子供に言う姿と似ていました。
結局、次郎が診てもらえてのは2時間半後。
さすがに、おしりが痛くなった。
病院の待ち時間ってどうにかならないのかな~、と思うと同時に、もっと車いすの人にやさしい社会になればいいのに・・とも。
P.S
マフラーをまいたくう。
花子のヘアバンドです!