カナダから大学時代の友人が一時帰国するというので、サークル仲間で集まろう!!ということに。
同期以外にも、先輩も3名参加で、合計11名。
新鮮なお魚が食べたい・・とのリクエストがあり、刺身の美味しいお店に決定!
インスタやラインで繋がっているので、それほど距離を感じないのですが、やはり実際に顔を見て話すと、うれしい。
8キロも太った・・と言う割には、どこが??という感じでした。
お食事会は楽しく終わり、同じ方向の3人で一緒に帰ることに。
その電車の中で、親の介護の話になりました。
1人は、お父さんを1年前に見送っていました。
最後の3年くらいは認知が入って来て、1人にはできず、自分の住んでいるマンションの階下に呼び寄せたそうです。
呼び寄せるときも、あの手この手を使って、だましだまし連れてきた・・と。
最後の2か月は病院で、やっと気が抜けたと言っていました。
親への愛情というよりは、恩・・があるから、世話をしたという感覚だそうです。
大企業に勤めていて、それなりのポストについていて、なんとなく可愛げが無い・・。
旦那さんがいい人で、イヤな顔もせずにお父さんの相手をしてくれていたそうです。
なので、その時の恩があるので、旦那のことは一生大事にする・・と言っていました。
もう一人は、まさに今が介護の真っ最中。
自宅からケアハウスに入れるまでがやはり大変で、あの手この手を使って、だましながら入れた・・と話していました。
そして、まだら認知なので、言ったことをすぐに忘れる。
環境の変化からイライラして人に当たる。
そのお父さんも、やはり大企業勤めで、昔の肩書が捨てられないようで、いばり散らすと言っていました。
一度は激高したお父さんから胸ぐらをつかまれ、殺されるのではないかと恐怖を覚えたそうです。
いつまで、こんな状況が続くのかと思うと、疲弊すると言っていました。
死ぬまで介護・・。
ぞっとする・・と。
彼女も、親に対しては愛情ではなく、恩・・だと言いきりました。
恩があるから見捨てられない・・と。
なので、自分は長生きはしたくないな・・と、ぼそっとつぶやいていました。
子どもから疎まれながら生きるって、つらい・・と。
誰のお世話にもならず、ひっそりと死にたいそうです。
お父さんを見送った彼女も、同じようなことを言っていました。
私は、まだありがたいことに、どちらの両親も健在です。
でも、あと数年後、やはり介護・・に直面するのも事実だと思います。
楽しく介護・・とはいかないでしょうね~。
そんな話をしながら、「やはり今を楽しまないとね~」という言葉で締めくくるのでした。
やはり、50を過ぎると、みんな思う事は一緒のようです。
P.S
新鮮なお刺身、美味しかった~
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