山の話題。12月22日、九重中岳直下にある御池(みいけ)の氷結具合を確認すべく、雨の中大曲から入山。ところが、天候は一向に回復せず、視界はゼロ。というわけで、この日は法華院温泉山荘で待機(テント持参も雨で張る気が起こらず、軟弱にも山荘泊り)。翌日23日の天候はまずまず。と思いきや、山の上部は猛烈な風。気温は-6℃だが、体感温度は-10℃以下。冬山の洗礼を受けながら御池へと向かう。と、そこにはさざ波が。この時期には珍しい解凍状態の御池とご対面。ここ数年、冬の気温が一定でない為、解凍と氷結を繰り返しながら氷結しているようで、厳冬期のわずかな期間のみ完全氷結した御池を見ることができる。山は先週気温が上昇したせいか、登山道の雪は殆ど解けていたものの、久住分かれから中岳にかけて、あたり一面にエビの尻尾。雪の少ない冬山に花を添えていた。
解凍状態の御池
完全氷結した御池(昨年2月撮影)
氷結するとこんな風に(投石は御法度)
冬の風物詩 エビの尻尾(久住分かれ~御池)
解凍状態の御池
完全氷結した御池(昨年2月撮影)
氷結するとこんな風に(投石は御法度)
冬の風物詩 エビの尻尾(久住分かれ~御池)