昨日(12日)、日田市の大山梅まつりへ出かけた。花はすでに終盤を迎えていたものの、このところ気温の低い日が続いていたせいか、多くが満開の状態で(日当たりのよいところは散っていたが)、中には蕾も見られた。足元に目をやると、菜の花やたんぽぽなど春の花も満開で、季節は冬と春が同居しながら進んでいる感じで、今年の気候変動の激しさを物語っているようだった。
ところで、昨年の熊本地震による被害はここ大山でも見られた。昨年4月16日の本震により、大分県の主幹道路となる212号線で土砂崩れが多発し、大山付近では4ヵ所で通行規制が行われていた。そのため小国や阿蘇の観光にも影響が出ていた。復旧工事は8ヶ月にわたり、昨年12月16日、ようやく全面復旧した。本格的な復興はこれからということになるのだろう。
先月8日、草千里の野焼きが行われた。そこが芽吹く頃、このルートを利用して阿蘇へ出かけてみようと思う。熊本地震から間もなく1年。ふたたび大きな災害が起きないようにと願いつつ。
撮影日:2017.3.12
おおくぼ台梅園
梅色
散策路
熊本地震で倒壊した灯篭
カワズザクラ(バラ科)
シロバナタンポポ(キク科)
《関連資料》