今回は、前項でご紹介できなかった、三俣山の花たち。小さいながらも美しい姿のマイズルソウ、愛らしい淡紅色のイワカガミ、ミヤマに負けじと鈴なりに咲くツクシドウダン、国の天然記念物に指定されているコケモモなど。中でも、Ⅳ峰北斜面の岩場のコケモモの群生は、これまでに見たことがないほど見事なもの。ミヤマキリシマの傍らで、懸命に生きる小さな花たちです。
今回の登山で出会った花たち ~ 撮影日:2020.6.16
マイズルソウ(ユリ科)Ⅳ峰登山道にて
ベニバナニシキウツギ(スイカズラ科)南峰山頂近く
イワカガミ(イワウメ科)Ⅳ峰登山道にて
イワカガミはそろそろ終盤 花を落とし、葉と茎だけのものが多く見られた 紅葉が楽しみ
ツクシドウダン(ツツジ科)南峰直下にて
最初は淡く、徐々に赤く
コケモモの群生(ツツジ科)Ⅳ峰北斜面にて
岩場に所狭しと咲いていた
※コケモモの撮影は、遠くから望遠レンズを使用し、群生の中に入らないよう注意をして行いました。