先週、ふたたび入院していた姉が退院した。難治性尿路感染症のために装着していたカテーテルも外れ、その後の経過も良く、1年ぶりに元の姿で帰還することができた。とはいえ、介護施設の利用や訪問介護師さんの援助は必要としている。ところが、コロナの感染が拡大しているため施設(ショートスティ)が利用できなくなってしまった。これまでは1度利用後、2週間経てばふたたび利用できていたのだが。
介護施設側からは、退院時、病院から直接、施設へ行くのならショートスティの利用を許可してもよいと言われた。ただし利用は1回限り。しかも、私との接触は避けてほしいとのことだった。それは不可能に近かったので、姉と話し合い、自宅へ帰ることにした。訪問介護も同様、訪問看護師さんをお願いする場合、私が福岡へ戻ることは難しい。もしも福岡に戻るようなことがあれば、10日以上利用はできない。結果、こちらもお断りするしかなかった。現状、介護施設等を利用するには移住するしか手はない。”福岡の壁"は高い。
嫌な予感はしていたが、今年は昨年以上に大変なことになってきた。幸い、もうすぐ91歳になる母が元気でいてくれるので、姉を1日だけ託して、どうにか帰福することができた。が、すぐに山口へ戻らなくてはならない。そんな中、新たな懸念材料が。報道によれば、別系統のオミクロン株がでてきたという。これは国内で広がっている主流系統「BA・1」に対し、変異箇所の異なる「BA・2」と呼ばれるウイルスで、感染力は18%高い分析もあり、すでに国内で27例見つかっているという。BA・2に置き換われば、第7波を引き起こす可能性もあると。第6波のピークアウトも見えない中で第7波とか、もう勘弁してほしい。
撮影日:2022.1.24
姉の退院日に虹が、、(めちゃくちゃ電線が邪魔していますが)
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