呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

鉄ちゃんネタ・その2~「小田急ロマンスカー」

2006-03-21 | 徒然なるままに
♪ロマンスカーもカッコ良すぎ?
新宿駅西口を出ると「1st Anniversary Romancecar」というポスターが目に付く。あぁ~そうだ、ちょうど1年前に友人連中と小田原城址に花見に行こう!と言う時、父さんは新型ロマンスカーの展望車両で行くことに拘ったんだっけ。でも新しい電車で、土日は予約で一杯だった。あれから1年か…。
昔から、子供達の憧れの電車は「小田急ロマンスカー」だよな。40年ぐらい前の「のりもの絵本」には、必ずロマンスカーが載っていたね。今から見ればたいしたことはないけれど、その当時は最先端だったロマンスカーの展望車両に乗りたかったなぁ。
絵本には必ず展望車両に乗って箱根に家族旅行に行く親子のイラストがあった。どういう訳か、お父さんは七三の髪型にきっちり背広(スーツじゃないんだな)を着ている。お母さんも帽子にワンピースの正装、お兄ちゃんもブレザーに半ズボン、妹はやはりフリルのワンピース。その頃、家族で箱根旅行と言えば、ひょっとしたら今のハワイ旅行ぐらいの重みがあったのかもしれないな。
ロマンスカーも無骨で、小田急カラーの朱色にグレーのオールペイントだった。最新の車両はロケットかジェット戦闘機のようなデザインだ。父さん達子供のころの未来の夢は、40年後の今になって現実のものになりつつある。今のことばで言えば「ハード」は整いつつあるな。でも当時理想とした21世紀の「ソフト」の面では、果たして望み通りの方向に向かっているんだろうか…?なんとも言えんなぁ。
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鉄ちゃんネタ・その1~湘南電車の引退

2006-03-21 | 徒然なるままに
♪ロートルは去るのみ?
東海道線から113系と言われる旧型車両が引退した。鉄製のボディーにオレンジとグリーンのオールペイント車両は、17日が最後だったって。
前に藤沢に通っていたころ、遅い時間になるとこの旧型車両が走っていたな。グリーン車でもシートが古くて高級感はなかった。でもあの昔ながらのお見合い席は、通勤電車なのにお父さん方に缶ビールを呑むことを許す雰囲気があったよ。もちろん隣り合わせたOLなんていやな顔をするけれど、俺たちゃ関係ないね。特に一杯呑んだ帰りなんかは同僚と必ず缶ビールを持ち込んだものだよ。
でもジュラルミン製のボディーになってからは、ちょっと遠慮しちゃったな。なんかその気にならないんだよね。寂しいもんだなあ。
30年前に父さんが東京に出てきた時は、当時の国鉄の車両はみんな鉄のボディーだったよ。山手線は黄緑、総武線は黄色、中央線はオレンジ…。それがいつの間にか新型のスマートな若手に取って代わられてしまったな。同じボディーに路線を見分けるカラーのラインが入っているだけ。
113系も他の地域に回されて、まだ活躍はするそうだ。なんか父さんの近い将来を見ているようだ。いつまで会社の現役でいられるんだろう。そのうち「片道切符の出向」が待っているんだよな…。
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