我が男声合唱団のメンバー Ⅰさんが学生時代に所属していた横国大民謡研究会合唱団の第50回発表会を聴きに行った。
〈横浜国立大学民謡研究会合唱団・第50回発表会〉
・日時:12月20日(日)16:30開演
・場所:神奈川県立音楽堂
各大学には「世界民謡研究会」とか「アメリカ民謡研究会」「民族(民俗)音楽研究会」などのサークルが必ずある。
大体は、各国の民謡(フォークソング)や民俗音楽を取り上げて演奏したり歌ったりすることがメイン。
しかし、この横国大のサークルは、どちらかというと日本民謡、それも歌だけでなく笛や太鼓、鉦(かね)、三味線などを取り入れ、更に本格的な舞踊まで入って、迫力満点のステージを見せてくれた。
特に太鼓は凄かった!男性部員だけでなく、女性も全身に力を漲らせて太鼓を叩いている。凄いねぇ~。
20歳前後の若者が、日本民謡をこんなに楽しそうに溌剌と力いっぱい表現する様は爽快だ。日本民謡の将来も明るいゾ!?
もちろん「合唱団」と銘打つだけあって、世界各国の民謡を普通に混声合唱で披露するステージもあった。
「フニクリフニクラ(イタリア)」「ダニーボーイ(アメリカ)」「百万本のバラ(ロシア)」etc
最後のステージは、第50回の記念発表会ということもあり、OB・OGが140~150名も参加し、現役生(約70名)と合わせて200名を越す大合唱だ。
演奏曲目は「アムール河の波(ロシア)」「大漁歌い込み」「新世界より」の3曲。
創部57年になるという民謡研究会の歴史の深さ、OBの層の厚さを感じさせる迫力満点の合唱でありました。
【演奏(ステージ)以外の感想】
・現役学生諸君が、みんな屈託のない明るく良い子に見えた。まじめに勉強して、ちゃんと就職して、これからの日本を支えて行くんだろうなぁ。こういう若者がいれば、そんなに我が国の将来を悲観することもないかな。(別に他意はありません、純粋にそう思ったんです)
・チケット、売り過ぎです!車で行ったら駐車場に入れなく、開演時間を15分ほど遅れて入場した。そうしたら、客席は立ち見が100人近くいて、座れないお客さんがロビーに屯していた。プログラムも品切れ。
いくら学生の発表会で入場料500円といえども、その辺りはきっちり運営するべきですね!