呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

今年のGW その1~映画「無伴奏」

2016-04-29 | 映画(DVD)の話
今年のGWは5/2~3が仕事、その代わり6日は休みなので、3連休&5連休。10連休なんて羨ましい人もいるらしいけど、弊社はそんなに甘くない…。
で、GW前半の1日目は、映画を観に行った。



◎映画「無伴奏」

小池真理子の仙台を舞台にした自伝的恋愛小説が原作です。
原作は、20年ぐらい前に読んだ。だって名曲喫茶「無伴奏」は、実際に仙台にあって高校の頃随分通ったもの!懐かしくて貪り読んだ?記憶がある。
ストーリーは、市内の女子高生と大学生の2組のカップルが名曲喫茶で出会い、複雑な三角関係、いや四角関係に…。なかなか切ない、でも結構ドロドロした男女関係が描かれる。
舞台となっているのは1969~70年の頃。学生運動の波が高校にも波及してきて、主人公の響子(仙台三女?)も制服廃止運動のリーダーとして闘争に参加したりする。
僕は中学1~2年の頃だけど、当時の世相はなんとも懐かしい。
ラスト近くに明らかになる事実とその後に続く事件は、原作を読んだときは結構衝撃だったけど、映画もよく原作の雰囲気をなぞっている。なかなかの佳作でありました。
残念ながら、ロケ地はほとんど仙台ではなさそうだ。でも主人公は三女(三桜)の制服着ているし、東北大っぽいキャンパス出てくるしで、仙台出身のご同輩、特に「無伴奏」に通った諸氏にはお勧めの作品でありました。
原作読んでない方は、映画とともにぜひ読んでください!






PS)
映画は「R15指定」で、けっこうキワどかった。
成海璃子体当たり演技!池松壮亮くんも斎藤工くんも全裸で体当たり!
若い男の引き締まった肉体美も見どころ??σ(^_^;)
家に帰ってきて本棚みたら、原作ちゃんと残ってました!読み直そっ!



コメント
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