友人Yが参加する「臨海混声合唱団」のコンサートを聴きに行った。
結成17年目という合唱団で、昨日のステージには40名弱のメンバーが揃った。
まずメンバーを見て「若い(=年配者の少ない)合唱団だな」というのが第一印象。
アマの合唱団というと、どうしても年配者中心となる。
そうすると特に女性パートの声に艶がなくなる。(年配の合唱愛好者の皆さん、ごめんなさい!)
アマチュアだから仕方がないんだけどね。
なかなか良いコンサートだった。
団が作曲を委嘱した横山潤子氏の「いないいない ばあ」の初演や、ジャジーな「A Little Jazz Mass」など、良い演奏だった。
こういうジャズっぽい、というかジャズそのもののハーモニーは、聴いていても楽しいね。
日本歌曲の中に一曲入るととても新鮮だ。
各パートのバランスも良い。特にテナーの音色が統一されてひとつの声のように合っていたのが見事だ。
「合唱は、歌のうまい人が朗々と勝手に歌ってもバランスが崩れる」と、第九の箕輪先生が言っていたが、確かにその通りだ。
多少厳しく言えば、ソプラノの高音域がバラついたかな・・・。
この辺はアマチュア合唱団共通の悩み(=弱点)だね。
しかし若さ(中年までで、高年齢者が少ない?)に溢れ、活き活きとした演奏は好感が持てた。
僕も来月から合唱団に所属することを決めた。
Yに負けないよう、頑張りますよ!