★11月某日 こいつの親は何を考えているんだぁ~!
今日は朝から仕事が立込んでいたため6時半には家を出た。いつもの時間よりは多少空いている川崎駅のホームに降りていったら、黒い詰襟に半ズボンと制帽に大きなランドセルを背負った小学生1~2年生ぐらいの男の子が電車を待っていた。まだこの時間高鼾で寝ている我が息子を思い遣り「なんとも偉い子供だなぁ~」と感心した。
目黒の社宅にいた時もたまに会社に早出したのだが、6時半過ぎの始発バスにはきちんと紺色のセラー服に身を包み、学校のノートや本を膝の上に広げているいかにもお嬢様風の小学生低学年の女の子が何人も乗っていたものだ。そんな小学生と一緒になると『子供は義務教育中は公立に通い、伸び伸びと勉強に遊びに励むべき』という方針の私には、とても不憫に見える。『この時間にバスに乗るということは、この子達はいったい何時に起きるんだ?それでホントに幸せなの?幸せな将来はホントにくるの?』などと余計な事を考えてしまう。川崎の駅で制服姿の男の子を見かけてそんなことを思い出しながら、『でも偉いよな。がんばれよ。後悔のない人生にしろよ!』などと応援する気持ちも湧いてきた。
ところが、だ!その男の子の脇を通り抜け、いつもの乗車位置に向かいながら気が付いた。「お前の立ってる位置はグリーン車じゃね~かよ。てめーの両親、いったい何考えてるんだよぉ~!世の中間違ってるゾ~!!!」
今日は朝から仕事が立込んでいたため6時半には家を出た。いつもの時間よりは多少空いている川崎駅のホームに降りていったら、黒い詰襟に半ズボンと制帽に大きなランドセルを背負った小学生1~2年生ぐらいの男の子が電車を待っていた。まだこの時間高鼾で寝ている我が息子を思い遣り「なんとも偉い子供だなぁ~」と感心した。
目黒の社宅にいた時もたまに会社に早出したのだが、6時半過ぎの始発バスにはきちんと紺色のセラー服に身を包み、学校のノートや本を膝の上に広げているいかにもお嬢様風の小学生低学年の女の子が何人も乗っていたものだ。そんな小学生と一緒になると『子供は義務教育中は公立に通い、伸び伸びと勉強に遊びに励むべき』という方針の私には、とても不憫に見える。『この時間にバスに乗るということは、この子達はいったい何時に起きるんだ?それでホントに幸せなの?幸せな将来はホントにくるの?』などと余計な事を考えてしまう。川崎の駅で制服姿の男の子を見かけてそんなことを思い出しながら、『でも偉いよな。がんばれよ。後悔のない人生にしろよ!』などと応援する気持ちも湧いてきた。
ところが、だ!その男の子の脇を通り抜け、いつもの乗車位置に向かいながら気が付いた。「お前の立ってる位置はグリーン車じゃね~かよ。てめーの両親、いったい何考えてるんだよぉ~!世の中間違ってるゾ~!!!」