
🎵病窓からの定点観測。今日も雪は薄っすらで、病室からは大寒波がどれだけのものか全然分からない。
昨日書いた通り、午前中に点滴用のカテーテルを左腕に挿入し直す。左腕も血管が細いらしく、若者先生はちょっと苦戦気味だった。なんだかんだで1時間近くかかった。

🎵で、午前中は点滴ができなかったので、午後は3種類まとめて。
看護師さんは抗がん剤をセットするときに使い捨ての割烹着のような首から下を覆うエプロンをつける。「抗がん剤が強い薬だから?」と聞くと「毒を以て毒を制す、ですからね」とのこと。やっぱりねぇ。

今日は3本差しだよ。

🎵点滴をしながらでも食事もできるし、トイレにも行けるが、なんかやっぱり動きにくい。今日の午後はラジオを止めて、落語鑑賞と読書の時間にする。名人志ん朝、やっぱりさすがだなぁ。

左の中山七里の小説は入院前からポツポツ読んでいたが、今日ようやく読了。そして右の柚木裕子の「朽ちないサクラ」に取り掛かる。大好きな作家なので楽しみだ。

🎵本日の夕飯。別にまずいわけではないが、さすがに食欲がなくなってきた。結局3分の1ぐらいは残してしまった。

明日から点滴する薬が相当強くて、口の中の粘膜がやられたりするらしい。なので点滴をしながら氷を口に含むと良いと言われ、看護助士さんにかち割り氷を買ってきてもらう。そんなことになったらご飯も食べられなさそうだし、イヤだなぁ。

強い抗がん剤とは言え、我慢は禁物ですよ。
病院の近くを通る時、車の中から「がんばれー」とエールを送ってます!
食いしん坊のジイさんが食べられないのはちょっと辛いですが、そもそもムカムカして食欲がないので、あまり気になりません。
退院したらおいしいものたくさん食べて、酒飲むぞ!です。